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うつ病と理解者の存在の話 ー 「うつ美大生」

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前回の話→「気力が出ないときは目標を小刻みに設定しよう

自分の家族や友人が、必ずしもうつ病を理解してくれるわけではないし、むしろうつ病の原因がそれらだという人もいるはずなので、「うつを治すのに周囲の理解は絶対必要!」とは言いません。

しかし、うつ病患者が自分一人の力で立ち上がり、病気を治していくというのはとても大変です。
だから、心の支えとなってくれるような理解者の存在というのは大きく、治療をしていくうえで大切なのです。

周囲にはなかなかそんな人は見つからないかもしれません。
ですが、家族や友人などの身近な人でなくとも、カウンセラーや主治医の方、ホームヘルパーさんやデイケアの方などに、自分の悩みや心の内を話してみてください。


周囲の人にうつ病や自分のことをなかなか理解してもらえないと、イライラして、悲しくなってくるかもしれません。しかし、「何で理解してくれないの!?」と相手に怒りをぶつけても状況は良くなりません。

私自身、父になかなかうつ病のことを理解してもらえず、何度も言い合いになったり、どうせ理解してもらえないと絶望したりといったことがありました。

まずは冷静になって感情を抑え、何が嫌だったのか、どうしてほしいのか、丁寧に自分の考えを相手に伝えましょう。

相手も人間なので、いくらうつ病のことを勉強しているからといって、こちらの思う通りに完璧に動くことはできません。うつ病は個人差の大きい病気ですから尚更ですね。

そして、こちらもたとえ病人といっても、他人に傍若無人な態度をとっていいわけでもありません。症状で上手く感情をコントロールできないときもありますが、それでも、一旦冷静になるのを忘れないようにしましょう。

理解をしてもらいたい相手から、なかなか理解を得られなくとも焦らず、ゆっくりやっていきましょう。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は「ペットセラピー」についてのお話です。
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