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うつ病になったのは、あなたのせいなんかじゃない ー 『うつの原因の話』
「美大生がうつ病になった話」第7回です。前回→『うつ病と漢方の話』
今回は、うつ病が発症する原因ってなあに?って話でした。
同じ脳の病気の中でも、うつ病というだけで、病気になったのは自分のせいだと、当事者は責めてしまうんですよね。
いまだに「うつ病は心の病気」っていうイメージが浸透しているからなんだと思います。
例えば職場とかで、同じ環境・同じ仕事量なのに、自分だけがうつ病になったりすると、「私が弱いからだ」だとか「私の能力が低いからだ」だとか、思っちゃったりします。
しかし、あなたの過ごしている環境は職場だけでなく、家庭や趣味の場、友人、SNSなど、社外にもいくらでもあると思います。
職場だけがうつ病の要因ではなく、そういった色々なことの積み重ねなのだと思います。だから、職場だけをフォーカスして、自分を責めないようにしてください。
うつ病はどんな人がなるのか
うつ病には、「なりやすい気質の人」というのはありますが、あくまで危険因子の一つというだけで、性格や性質がうつ病の原因なんかじゃありません。
うつ病をインフルエンザに例えるとします。
インフルは同じ環境にいる人でも、かかる人とかからない人がいますよね。
インフルは体調に気をつけていても、ワクチンを打っていても、かかるときはかかっちゃいます。
インフルにかかった人を見て、「お前だけかかっているなら、お前の自己管理が悪いから」とか責めたりしませんよね。
うつ病も同じで、似たような環境にいたとしても、なる人とならない人がいるのは、当たり前のことなのです。
メンタル管理に気をつけているスポーツ選手だって、仕事で大成功してるお金持や有名人だって、いつもお茶らけているように見えるお笑い芸人だって、うつ病になります。
誰でもなる病気なのだから、自分がうつになっているのは、心の弱さや能力の低さのせいとは考えないでください。
うつ病は、頑張りすぎでなる病気です。
あなたはただ、人よりも頑張りすぎてしまった、それだけのことなんです。
参考「うつ病とはどんな病気?うつ病の原因、症状とサイン、見分け方を解説」
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次回は「カウンセリングの話」です。
※免責事項※
この漫画で描かれていることは、あくまで私個人の体験であり、うつ病の一例、一つの考え方でしかありません。
うつ病は症状に個人差があり、この漫画を制作するにあたって、専門家からの監修は受けていないので、詳しいお話は専門の機関でお話を聞くよう、よろしくお願いいたします。
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