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うつ病の調子が崩れた日の過ごし方 ー 後編
前回「調子のいい日悪い日の話」の後編です。
心・体の調子が悪くて、あまり動けないような日でもできる、個人的に元気を補充できる方法をまとめました。
心と体はつながっています。
心=脳なので、体に命令を出す脳の調子が悪ければ体にも支障が出ますし、反対に、体の調子が悪ければ心も不安定になります。
なので、心か体どちらかに元気を補充できれば、もう片方も元気になってくると思います。
「気分が沈んでるときでも、とりあえず笑顔を作ってると、心も楽しくなってくる」みたいな話を聞いた事があるかと思います。
体だけでも元気な行動をしてあげると、脳はそれに騙されて「今元気なんだ!」となるのです。
なので、調子が悪く何もしたくない…という日でも、とりあえず体を動かしてみる、というのが大事なんですね。
漫画であげた行動は、あまり動けないときでも気軽にできるものなので、試してみてください〜。
といっても、「体に良いから…」と無理して運動したり、嫌いな物を食べたりすると余計に元気を消耗してしまったりします。
そういったことは、心と体が元気になってからやってもいいんです。
多少 不健康な生活や食事でも、それで元気が補充できるのなら、それでも良いと思います。
体には良くても心ではやりたくないと思う事はやらない。
まずは、自分の心に寄り添った行動をする。
無理せず「これくらいならやってもいいかな」と思えることをやっていきましょう。
調子が悪くなったときのために、「元気が補充できる行動リスト」を作っておくのがオススメです。
個人的にオススメな行動は、お風呂、漫画、マッサージ、散歩です。
お風呂
落ち込んだ日はシャワーを浴びると、汚れと一緒に不快な気持ちも流されていく気がして私は好きです。
シャワーがしんどいときは、湯船に入るだけでもOKです。
いい香りで綺麗な色のお湯に入ると気分がアガるし、リラックスもできます。
漫画
気軽に楽しめるという点では、アニメや映画やゲームでも良いんですが、画面をずっと見てると目が痛くなったりします。なので、紙の漫画がオススメです。
お話に夢中になっている間は辛い事を忘れられますし、漫画で笑ったりしているうちに体も元気になってたり。
最近では私は、tsutayaでドラえもんを借りてきてよく読んでます。
深く考えずにぼーっと読めるし、クスッとできるお話も多いので気軽に読めます。
マッサージ
最近は整体に行ってマッサージやストレッチをしてもらいます。
うつ病の人だとやはり体が強張りやすいらしく、体がガチガチになってたり、姿勢が悪かったりします。そうなると血流が悪くなるので、さらに体が強張るという悪循環です。
週一でもいいので整体に行って施術を受けたり、家族の誰かに軽くやってもらうだけでもいいと思います。
散歩
天気の良い日は外に出てお散歩すると、やっぱり気分が良くなります。
音楽を聞きながら歩いて、リズム良く体を動かすとテンションも上がりますし、余計な事を考えなくなるので良いですよ。
もし外に出るほどの体力がなければ、家の中を歩き回るだけでも良い効果があります。
こんな感じでいろいろと例をあげていきましたが、他にも元気が出る方法ないかな〜と探してたら、最近コンビニでこんな本に出会いました。
『科学的に元気になる方法集めました』堀田 秀吾 (著)
科学的な検証に基づいた元気が出る方法をまとめた本です。
私もまだちゃんと読めてはいないのですが、もし「元気が出る行動が分からない」という方はいかがでしょうか。
次回は認知行動療法についてのお話です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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