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中国語の成語を知る

こんにちは、猫事務所です。
過去の記事で「中国語中級レベル以上の勉強方法」という記事が思いの他、皆さんに好評だったので、今回は成語にスポットを当てて記事を書いて行こうと思います。

会話でも良く使われる故事成語

成語は、結構日時会話の中でも良く出てきます。
もちろん、聞き方が外国人だからと、故意に成語など使わず、易しい中国語で話してくれる中国人の方もかなり増えました(私が留学していた20数年前は、そういう人は学校の先生と、中国語の補習をしてくれる中国人大学生だけで、街中ではそんな風に接してくれる人は滅多にいなかった←その時代はおそらく外国人慣れしていなかったので)。
ただ、HSKや中国語検定でも頻出ですので、把握したいですよね。

中国人小学生~中学生用成語辞典を活用する

これも、先の「中国語中級レベル以上の勉強方法」という記事の中で書きました。
余談ですが、私は天津滞在時代に学生用の中英・英中辞典や中中辞典、故事成語辞典を新華書店で購入したことが有ります。結構大きな書店で、参考書コーナーが充実していたのですが、実は私、書店で辞書を真剣に選んでいるときに店員さんに「誰が使う本探してるの?中国語の先生向けの本はそこじゃなくてこっちだよ」と、言われたことがあります(笑)。
そりゃ、大人が真剣にそんな本選ぶって、先生か、親かのどちらかですよね💦

何度も言いますが、小学生~中学生向けの辞書は、外国人の中国語学習者に本当におススメです。辞書としてわからない単語や成語を調べる目的、というよりも「読んで成語に触れる、慣れる、そして、文化を理解する」感覚に近いです。

中国ドラマから故事成語を知る

これも「中国語中級レベル以上の勉強方法」の中で、何度も中国ドラマを見て、そこから会話の練習をしてみる、と書きました。
最近の若い世代が好むドラマにはあまり故事成語が使われていないかもしれませんね。確かに会話で故事成語を多用していると、古臭い感じは否めません。
私が最初にドラマから故事成語を学んだのは
「大宅门(このドラマは内容的に難しいので、慣れてから見るようにしてください)」というすごく渋いドラマです。少々古くて、一番最初にCCTVで放送されたのが2000年ということなので、私が見たのは何度目かの再放送だと思います。
もうすでに、大方の内容は覚えていません(笑)
昔のドラマなのでかなり難しめの内容でしたが、何故このドラマにはまったかというと、俳優さんたちの発音がかなりはっきりしていたことと、昔はこんなんだったんだなぁ~と、中国語ばかりではなく、歴史と文化も学べたからです。

語学の勉強は、(特に中国語は)そ言葉の背景にある歴史や物語、文化などを知る、理解することがとても重要です。中国語は象形文字である漢字で構成されていますよね。一字一字は理解できるはずでも、故事成語で4文字になると全然意味わからなくなる事、無いですか?そこで「その文化や言葉の背景にある歴史や物語などを知ること」がとっても生きてきます。

なんだ、なんかいつも楽して覚えようとしてるじゃん、と言われそうですが。。。
楽して、というよりは「日常的に使うこと」「勉強と思わない」ことが一番だと思います。
「勉強」と言ってしまうと、アレルギー反応が出てしまう人って少なからずいると思います。

ご参考になれば幸いです。
今日はここまで~


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