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中国の若者から垣間見える経済停滞

こんにちは、国際業務・相続の行政書士市川聡子事務所の市川です。

本日は中国のニュースで「ん?」と思うような題名のニュースが有りましたのでご紹介します。

最初にニュースを読んだ私の感想を書きます;
「中国の若者も変わったな~。。。すっかり日本の若者と一緒じゃないか」です。
私が中国に留学をしていた2003年~は、まだまだ中国が成長を続けている頃で
「どうにかしてお金を稼ぎたい」
「どうにかして生活を楽にしたい」
「どうにかしてのし上がりたい」
と、目がギラギラしてやる気に満ち溢れている学生がとっても多かった時代。

が、そのニュースがコレ ↓ です
「年轻人三大“脆皮”症状、记忆力下降、情绪差、免疫力下降」
(若者の三大「脆弱」症状は記憶力低下、情緒不安定、免疫力低下)
#中国語の「脆皮」を「脆弱」と意訳しています。
と紹介されており、今これがネットニュースで持ち切りだそうな。

中国のある新聞社が行った調査によると、1333人中実に63%が「未病」の状態。即ち「病気の一歩手前の健康ではない状態」だそう。
更に詳しい「未病」状態の内訳を見ると、
記憶力低下 43.4%
情緒不安体 42.4%
免疫力低下 41.9%
#複数回答の結果による
でトップ3位。以下が
寝不足・睡眠の質の低下 38.7%
視力低下・ドライアイ 38.0%
抜け毛・脱毛の増加 34.4%
皮膚のくすみ 27.5%
歯・歯茎の痛み 23.6%
その他、肥満など

調査を受けた若者の内訳
年代
00後(20代前半)26.1%
95後(20代後半~30代前半)26.4%
90後(30代後半)29.6%
85後(30代後半~40代前半)17.9%
(若者って言うと、10代後半から20代かと思ったら、意外と幅広い年代で調査されてますwww)

職業
大学生 25.0%
就業者 71.0%
その他 4.0%

地域
1級都市(北京、上海、広州、深圳) 33.5%
2級都市(南京、瀋陽、武漢、重慶、杭州など) 38.9%
3-4級都市(銀川、西寧、海口など) 20.8%
それ以外 6.8%

社会全体の問題として、若者が健全な成長ができるような社会を創設するとともに、若者にも健康になれるよう積極的な行動が求められる。。。

とまとめてありますが、若者が「将来・未来を悲観する、希望が持てない」というような典型的な症状では。。。???と。
で、つくづく中国の若者も「変わったなぁ~」と思った次第です。

私も大学4年生の時は就職超氷河期で、ずっと辛い思いをしてきましたし、失われた30年で若者はずっとこんな感じで有りました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
作为会讲中文的行政书士的我,以后也继续会提供更有趣的新闻内容的,请多多支持。






 


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