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家族のこと

こんにちは、茉莉です。
今日は年初めですし、実家に帰っていたこともあるので、改めて自分の家族について、少し。


先日も少しお話させて頂きましたが、私の家族は両親と、弟妹が3人。私を含めて女男女男の4人兄弟です。あとは、猫が2匹。
弟妹たちは2つ下の弟に、5つ下の妹。かなり離れて14下の弟です。それぞれ大学生が2人に、小学生。

結構裕福な家庭だと思います。
父は国家公務員。母は、私が中学に入るくらいまではずっと専業主婦でした。
それでも、兄弟3人が当たり前のように生活出来ていましたし、習い事も人並みか、もしくはそれ以上にさせてもらっていました。

妹が小学校に入って安定し始めた頃に母はパートに行くようになりましたが、それもあくまでパート。実際にはほとんど父のみの収入で我が家は成り立っていたと思います。

そんな中で私は高校も大学も私立。しかも大学はどっちかと言うと理系の学部です。
それはもう、私ひとりで使ったお金だけで想像もしたくない額でしょう。
奨学金は借りていましたが、それでも出来るだけ使わないように、とやりくりをしてくれて母から奨学金の残金、といって卒業時にはかなりの纏まった額を渡されました。

また、両親は基本的に私のやりたい事を尊重してくれる人でした。
父、母それぞれなかなかにキャラクター性の強い人たちではありましたが、世間一般で言う毒親とは程遠いと思いますし、いわゆる親ガチャには当たりを引いた方だと思います。

習い事もしたいことをさせてくれて、進路も特に否定はされないままここまで来ました。
こういう風に考えている、と伝えれば一緒に考えてくれましたし、学校や実習が辛くて仕方なくて、家に帰って泣き続けていてもちゃんと聞いてくれる人たちでした。
仕事を始めてすぐ、軽く鬱状態になった私が、とんでもない高頻度で実家に帰っていても、許してくれる人達でした。

一方で、私は長女でした。
「お姉ちゃん」でなくてはなりませんでした。
弟たちの見本にならなければいけませんでした。

弟や妹の面倒を見るのは当たり前。
家事や手伝いは私がするべきもの。
弟や妹が好きなことをしても、何も手伝わなくても、1日だらけていても許されるけれど、私がそれをすれば、怒られました。
下に3人残っている、と考えると私は確実で堅実な道を進む他ありませんでした。
夢を叶える、なんて夢は見ることが出来ませんでした。

私が今の道を選んだことを、両親や弟妹のせいにするつもりはありません。
けれど、やっぱり長女であるという縛りは心の中にあるんだなぁ、とも思います。
私はお姉ちゃんだから。
見本だから。

あの子たちが出来なくても、私だけは先に進んでいなくては。
同じだけの壁にぶち当たった時に、私は一足先にその壁の上に登って、あの子たちを引っ張りあげなくてはならないのです。
壁の高さは同じでも、余裕の顔をして。

父も、母も、弟妹たちも。
それぞれに思うところはとてもとても多いので。
またそれぞれについてどこかでお話出来ればと思います。

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