初心者は首都圏で海釣りをするときどこに行くのがいいのか

こんにちは。
釣り、やってみたいな、と思っている人はいませんか?海を眺めつつ釣り糸を垂れ、釣れた新鮮な魚を食べるのはとても楽しいです。でも、初めてでどこにいけばいいのか、なんの準備をすればいいのか、わからない人も多いと思います。初めて釣りに行ってみて釣れない......なんてなるともう行きたくなくなっちゃいますよね。

今回は、なんだかんだ釣り歴は12年くらいになったものの、まだまだビギナーの筆者が、都心近郊でボウズ(魚が全く釣れないこと)にならずに釣りができる場所を、経験と照らしていくつか紹介します。

大前提:東京都内は避ける

都内にも釣りができる公園などはいくつかあります。でも、そこで魚が釣れる確率はそこまで高くありません。また、海もそこまできれいではなく、そのくせ人はそこそこいたりします。もちろんある程度慣れてきたら、ナイトゲームでシーバスやメバルなどもできますが、ルアーですし初めてでは避けた方がいいと思います。

1. 乗合船に乗ってみる

乗合船とは、エンジン付きの船に乗り、船長に魚を釣る場所まで連れて行ってもらってそこで釣りをする、というものです。

乗合船の良いところは
ほぼ間違いなく釣れる
景色がいい

逆に懸念点は
船酔いする人には向かない
お金がかかる
トイレがそこまできれいではない
朝が早い

などが挙げられます。首都圏からのアクセスを考えると浦安の吉野屋さんなどはアクセスも良く、初心者の人にも親切です。目安の価格は1万円-。朝7時くらいには着いていないといけません。
最初はアジ、キス、タチウオなどが釣りやすいと思います。ただしキス釣りの餌はミミズ系なので苦手な方は気をつけてください。

2. 手漕ぎボートに乗る

砂浜から手漕ぎボートに乗り、好きなところで釣りをする。晴れていれば富士山をバックにヨットを楽しむ人を眺めつつ釣り糸を垂れる......そんな優雅な釣りを、鎌倉の方まで出れば首都圏の人でも可能です。

手漕ぎボートの良いところは
釣れる確率はかなり高い
景色がいい

乗合船より安い

逆に懸念点は
乗合船より船酔いしやすい
トイレは浜に戻らないとない
朝が早い

困っても教えてくれる人は周りにいない

などになります。天気が悪い時は、波で酔いやすく、風に流され漕いでも漕いでも陸に戻れず、という悲惨なことになりますが、天気が良く風もなければ最悪釣れなくても景色だけでそれなりに満足できます。また相模湾まで行くので東京湾よりは簡単に魚が釣れます。
筆者はよく葉山のボートにお世話になりました。春はキス、秋はソーダガツオ、カワハギなどが釣りやすいです。値段は2人乗りボートが5000円程度。
自分で仕掛けや餌の準備ができる、もしくはできる人と行けるのであれば選択肢に入るでしょう。

3. 陸から釣る

もっとも手軽な釣りですが、東京近郊だと釣り人の方が魚より多いのかな、というくらいなことが多いです。陸から釣ることの最大の利点は手軽さにありますが、首都圏最大規模の海釣り施設であった本牧ふ頭が昨年の台風で営業中止になったこともあり、なかなか候補はありません。レンタルタックルもあり、かつ確実に釣れるところは残念ながら今は市原の海釣り施設程度かもしれません。
陸から釣りを楽しみたい方は、2000円程度で安いタックル(竿とリールのセット)を買えば、レンタルタックルのない葉山港や沖堤防(渡船で行く堤防)なども選択肢に入るため魚に出会える確率が上がると思います。安いタックルでも物によっては何年も使えるので銭失いにはなりにくいですよ。

結論

船酔いやお金に糸目をつけないのであれば乗合船に乗るのがオススメ、陸から釣るのであれば安いタックルを買って沖堤防などに行ってみよう。

以上になります。みなさんが楽しい釣り生活を送られることを願っています。

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