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『デジタルタトゥー』マスコミ報道の意義(旭川いじめ)

猫が斬ります!ズバッと!!!

北海道の旭川の女子中学生いじめ自殺事件。あまりにも凄惨過ぎて、吾輩もこの内容には触れたくなかった。ですが、やはりどうしても言いたい事が出来たので物申すことに致しました。

週刊誌の報道を受けて、ようやく今日、旭川市長が調査をすると言い出したそうです。そうなると【文春オンライン】というマスコミの存在意義が大きな社会的役割を果たしたと言えます。ですが逆にそうならなければ教育委員会も市も国も動かなかったといえるでしょう。関わっている人物の多くが未成年だからといって有耶無耶にする事、また学校側は何でもかんでも「問題なかった」と事なかれ主義を通す姿勢、すべてが何十年も変わらない。これを少しでも変えていく事がマスコミの本当の使命ではないでしょうか。ですから文春にはあっぱれと言いたいです。

この事件の問題は、関わっている人間が本当にクソみたいな人間しかいない事です。教師「デートがあるんで別の日にしてください」とか、加害者「ゴムなしでやるぞ」とか、学校も市長も「個別の案件にはお答えできない」とか。旭川の人ってこんなクズなの?と誤解させる内容なほど。

もう未成年だから人を殺しても、自殺に追いやっても、レイプしても何やっても許される・警察も動かないという仕組みは変わらないのか?女子高生コンクリート殺人から25年経っても、この少年法が正しいのか?

被害者は恥ずかしい画像や動画を拡散され、一生消えないデジタルタトゥーを背負わされました。おそらくそれに絶望したのでしょう。今はすでに犯人捜しで逆に加害者が追われています。おそらく顔や本名を晒されるのは時間の問題でしょう。犯人たちがデジタルタトゥーを背負う番です。

これが良い事だとは思いませんが、今加害者に罰を与える方法がこれくらいしかないのでこうなってしまっているのです。最初に警察が動いたといわれるのは、少女が川に飛び込んだ時のようです。その時点できちんと加害者たちを罰する事が出来ていたら、また違う結末だったでしょう。殺人未遂もしくは殺人教唆なのに、事件として加害者が処分されなかったのですから。

そして学校側の意識もダメです。教師の質の低下や隠ぺい体質、これをどうやれば改善できるのか、これは教育委員会ではもはや無理でしょう。国が動かなければどうしようもない所まで腐っていると思われます。

文春はよくやりました。ですが他のメディアはどうでしょうか?今のテレビなんて見たいですか?視聴率のためにコロナを煽るだけ煽り、国民に不安を与えてテレビに注目させるテレビ局のやり方にはうんざりです。もっと他にやることあるだろう?国民に正しき道を照らす光となって欲しいです。

国は『デジタルタトゥー』問題を軽く考え過ぎていると思われます。今吾輩が思う事は少年法や教育改革うんぬんよりも、この『デジタルタトゥー』問題を早急に解決しなければけないのではと思いました。スマホは最強の便利ツールであり最強の凶器なのです。ボタン一つで人生を狂わすことが出来るのですから。そしてその凶器は小学生でも持って歩いているのです。何か大きな規制や対策を考えるべき所まで来ているのかもしれません。

この自殺した少女と同じ思いをしている人はおそらく全国にたくさんいるでしょう。この事件の顛末を息をひそめて見守っているでしょう。その子たちの希望となる結末が用意される事を願ってやみません。

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