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今、そしてこれからを考えて…Vol.2

今回の記事は前回の続きになります。

今回もビジョンハッカーの考察です。

新たな試み

話は現時点になります。今はコロナ禍真っ只中で世界は動いています。
弱者はいつも強者から搾取され、社会に順応出来ない者は置いて行かれます。

これまで、そして今もこの様な世界観や風潮がそこらかしこに存在します。

出来ないことについて
「そんなの勉強してないやつだからダメなんだろう」
「正規雇用で無いからねー」など

人は自分の置かれた環境や世間を見ます。そこで上述の様な発言が平気で出てきます。
この30数年余り、日本だけでなく、アメリカなどの諸外国でも所得、就労格差が生まれています。NHKのドキュメンタリーの中で紹介されていたのは、5名のビジョンハッカーでした。



共通していること

5名はそれぞれ、20代~30代前半のいわゆるZ世代と呼ばれる人たちです。


Z世代について:
日本やアメリカなどにおいて概ね1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた世代。そして、主に2010年代から2020年代に掛けて社会に進出する世代。
生まれた時点でインターネットが利用可能であったという意味で、真のデジタルネイティブ世代として最初の世代となる。デジタル機器やインターネットが生まれた時から当たり前のように存在し、Webを日常風景の一部として感じ取り、利用している世代。
また、パソコンよりもスマホを日常的に使いこなし、生活の一部となっている”スマホ世代”でもある。
さらに、ビデオ通話サービスのZoomを多用することから”Zoomers”とも呼ばれ、成長期に次世代のインターネット関連の技術・サービス・ビジネスモデルを当たり前のように享受し、情報発信力に長けているため、当該世代からは数多くのインフルエンサーが登場している。

ウキペディアより一部改変にて引用

昨今世界で起きている問題について、リアルタイムに現状を知り、SNSで情報や思いなどを共有して行く。私は彼らとはここまではさほど変わらないと感じていました。

しかし、彼らはここからが違っています。

情報、体験や経験から現状を分析し、何故?そのようなことが起きているのか!?と問題提起をして、まずは自分一人から行動を始めている。

更に行動は常にSNSにアップし、いいね!GOOD!シェア!などから瞬く間に世界に拡散していく。

賛同者が増えるにつれ、彼らの行動はやがて大きなプロジェクトに成長し、世間を賑わしてやがて企業や政府が無視出来ないものとなっていく。

課題解決が進むにつれ組織は大きくなり、より多くの活動資金が必要になる。調達方法として、自らクラウドファンディングを立ち上げる者や企業のトップに掛け合って資金を得る者など、その行動力に圧倒されます。


”困った現状”

各ビジョンハッカーが問題視している案件は、私が働いている社会福祉分野に通じるものが多い。


現在の日本の状況は戦争や紛争状態ではなく、食糧難による餓死や栄養不良になる方は限定的だと思います。
もし、生活に困窮したならば、最終的には生活保護を利用することで回避出来ます。
ただ、これは原則本人からの申告が必要で、そして認定されないと受給出来ません。

今日本に目を向けると、コロナ禍が飲食、旅行、小売り業などの企業活動を停止、縮小させることが広がり、休業要請や営業時間の時短が長期化することで、業績不振やがて企業倒産に繋がり、突然の雇用調整、解雇に発展する。そのしわ寄せは非正規労働者、フリーランスなど社会的弱者向けられ増加の一途を辿っている。

番組で紹介されていた日本のビジョンハッカーの一人は
”貧困の問題の解消は子供の学力向上にある”と考え、誰しもが同じように学べる環境作りを目指して行動しています。

”教育は生きる力を身につけるもの”


裕福な家庭に生まれたら、教育には惜しみなくその子供に与えるでしょう。
その日の生活がままならない困窮世帯には、このような行動取れません。
番組内で紹介されていたアクションは以下のように進んで行きます。


<現状把握>
①コロナ禍により、親などの失業、給与減による生活困窮
②学校における勉強環境が悪化している
③学歴偏重の社会システムの存在

<現実としての問題点>
①教育コストがかかる
②教育環境(分かり易く教えてくれる人材などの確保)整備構築が難しい
③子供に対する将来ビジョンの在り方
④NPOなどの教育支援者に対する支援

<問題解決の方法>
①国、地方自治体、企業からの補助金、支援金調達
②現役の大学生、大学院生、退職者など有無償ボランティアによる人材確保
③教育を通して分かりやすいロールモデルの提示(興味などを引き出す)
④NPOなど小さな組織に対する、運営ノウハウの提案、提供

<問題の取り組み>
①困窮児童に対して、その子に有った勉強法を提供
②モチベーションアップの働きかけ、その後ビジョンを共に考えていく
③学習環境の他、食事支援など関係機関との連携とサポート

以上の流れをビジョンハッカーがリーダーとなり、彼らのチームが個々の地域実情に応じて展開し取り組みは持続的に行われる必要があるため、運営資金をどう確保するか?専門性を発揮出来る組織運営など、どのようにするか?
常に考えながら進んでいました。


彼らの行動を通して感じたこと

”思い立つたらまず行動する”


まさに彼らのこの姿勢、行動力には学ぶところが多く有りました。
SNSへの発信。賛同する人は日本国内だけではなく、全世界にいます。

私は番組を観ながら、今の生活を変えて彼らの様な新たな取り組みは出来るだろうかと考えていましたが、到底出来ないと思うのでした。

なぜ…?

最大の理由は

やる前から
私には出来っこない!
失敗していまうのではないか?
生活基盤の喪失
現状の生活から新たな変化に対応出来るか否かの恐れ…
マイナス要素ばかりが次から次へと出て来ます


ただ、今回の記事の執筆にあたり最大の思いは、マイナス要素からの脱却とこれまでの生き方ではない何か…

”社会に貢献出来る自分になりたい"

と考えるからです。

大きな行動を行う前に、今出来る小さなことから始める

そうしたスモールアクションの積み重ね。


自分の可能性は無限大。分かっていても実際行動するのに、年齢や自分のスキル、環境などで諦めるのは勿体ないです。
上述したことを今後の目標として捉え、50代はこの様なことが出来る自分になりたいと番組を観ながらそんなことを考えていました。

今回はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次の記事で会いましょう。






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