マガジンのカバー画像

【定期購読】投資を行うのに必要な基礎理論

投資判断を下す際に助けになる情報をお届けします。 投資家として生きていく為に必要な基礎理論を書いています。
月に4~8本程度の有料ノートをお届けします。 ※購読月の記事のみが読めます(購読月以外の記事は単…
¥980 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

世界的な株価下落と今後の動向予想

久々の下げ相場である。下げ相場と言ってもこれまで上がってきた程度に下落しているわけでもないのだが、下落時においてはその原因を理解しておくことが重要だろう。

¥980

プラチナは割安か?

アメリカやヨーロッパなどでEV(電気自動車)の売れ行きが減速している。それと同時にハイブリッド車の売れ行きが伸びているという。 このEVからハイブリッドへのシフトは自動車メーカーの株価に影響を及ぼすだけでなく、金属市場にも大きな影響を与えると思われる。 EVからハイブリッドへ 欧米諸国でEVが売れなくなっているらしい。理由は簡単である。充電に時間がかかり、補助金がなければ価格も高く、何より大して環境に良いわけでもないからだ。 例えば欧州自動車工業会のデータによれば、2

¥980

トランプ前大統領の公約を金融市場は織り込んでいるか?

ジョー・バイデン大統領の出馬撤回が決まり、11月のアメリカ大統領選挙もいよいよ佳境となってきた。ドナルド・トランプ前大統領が優勢と言われているが、現状の金融市場の反応はどうなっているだろうか。 遅かったのか早かったのか不明だが、これで民主党は他の候補で共和党のトランプ氏に挑むこととなる。バイデン氏自身は副大統領のカマラ・ハリス氏を推薦すると言っている。 正直目立たない人物なのだがハリス副大統領は黒人女性で、バイデン氏が間違えて「自分は黒人大統領に仕える初の黒人女性」と発

¥300

トランプ新大統領の政策はインフレを引き起こさないのか?

11月のアメリカ大統領選挙を控え、投資家は選挙後の相場について考えなければならない。今のところトランプ氏が優勢だが、暗殺未遂事件で勝負はついたように思える。個人的に思うのは認知機能に疑いのある人物に核のスイッチを持たせるのはどうかと思う。誰も騒いでいないが、大丈夫なのだろうか。私は震えて夜も眠れない。 さて本題に戻ろう。問題はトランプ氏が大統領になった場合、2016年のような株高・インフレ相場になるのかどうかということである。

¥300

6月の米国インフレ率とドル円為替介入について

さて、今月も雇用統計に続いてアメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表された。結論から言えばかなりデフレ的なデータとなっている。

¥300

米国経済は景気後退は不可避、6月雇用統計解説

さて、今月もアメリカのインフレ動向を予想する上で非常に重要な雇用統計が発表されたので内容を解説したい。

¥300

債券市場はアメリカ大統領選を織り込んでいない

11月のアメリカ大統領選挙を控え、アメリカの株式市場は史上最高値を更新し続けている。 それは大統領選挙の結果を織り込み始めてのことなのかもしれないが、債券市場の方はまだそれを織り込んでいるとは言えなそうである。 大統領選挙前の株式市場 最近のインフレ統計がインフレ減速方向に推移しているため、市場では金利に対する警戒感は減っている。金利上昇に怯えていた株式市場ももはや警戒しなくなった。 S&P 500のチャートは次のように推移している。 これは11月に決まる新大統領が

¥300

トランプノミクスの影響を考える

今年11月のアメリカ大統領選挙が着実に近づいている。金融市場はまだ大統領選挙を織り込んでいるとは思えないが、あと半年を切った今、相場は徐々に選挙を織り込んでゆくと思われる。 大統領選挙を織り込んでいない金融市場 現在、金融市場が気にしているのはインフレ率や経済成長率であり、緩やかな減速が続いている実体経済に合わせて市場の期待インフレ率は下がっている。 こうした今の相場の動きは11月に新たな大統領が選出されればすべて吹っ飛ぶのではないかということである。 仮にここから数

¥300

インフレ減速か?5月の米国のインフレ率

アメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表されたので、解説してゆきたい。

¥300

米国経済は景気後退に近づいている、5月雇用統計解説

さて、今月もアメリカのインフレ動向を予想する上で非常に重要な雇用統計が発表されたので内容を解説したい。

¥300

ジョージ・ソロス氏の戦略で学ぶ、為替市場の動き方

インフレでドル高という矛盾 「インフレでドル高」という言葉を聞いて、読者はどう思うだろうか? どれだけの人がこの言葉に疑問を持つのだろうか? 貨幣価値の下落であるインフレでドル高になるということは、完全に不合理ではあるが、歴史的には何度も観測されてきたトレンドである。 インフレという意味では、ドルの価値は大きく減少した。アメリカでは最大9%のインフレとなった。インフレは善という宗教はいまだに存在するが、インフレとは紙幣の価値が下がることなので、それだけドル紙幣の価値

¥1,280〜
割引あり

金はいつ買うべきか?通貨の暴落から逃れるために

金価格は今後どうなるか?本題は金相場がこれからどうなるかである。金価格はどうなれば上がり、どうなれば下がるのか? 原油や銅など実需が大きく影響するコモディティであれば実体経済における需要と供給を考えるところだが、ゴールドは金融需要、つまり中央銀行や投資家が通貨の代わりに保有するという需要が比較的大きいコモディティである。 世にも珍しいことに、金は実需以外の需要が多くを占めるコモディティなのである。実需では歯科医療などで使われる産業向けの用途のほかに、宝飾品用くらいである

¥1,280〜
割引あり

通貨で貯蓄を行なってはならない

米国経済は転換点にある。インフレ率は9%から3%台に下がってはきたが、長らくそのまま横ばいとなっており、私の分析によればここから上がってゆく可能性が出てきた。 金融市場は少し前まで今年6回の利下げを織り込んできたが、その楽観は修正されて今ではたった1回の利下げ織り込みとなっている。連銀総裁らが利下げを急がない意向を次々と表明しており、Fed自身もトーンを落としていると言える。 私に言わせればそれも可能なのかどうか、むしろ利上げの可能性を考えるべきではないのかということであ

¥300

株式価格を予測する方法

株価を決める最大の要因 株価を決める最大の要因は何か?こう聞かれると意外と答えられない人が多いのではないだろうか?それは以下の式で表せられる。 株価 = 1株当たり純利益(EPS) x 株価収益率(PER) だから純利益と株価収益率を予想できれば、株価を予想することができることになる。 企業利益とは 企業利益とは、当たり前だが企業の売上から費用を引いた利益のことである。それは企業の利益だが、要するに誰のものかと言えば、株主のものである。 だから企業利益とは株式

¥500