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とりあえず住める様に...なんてならなかった。

久しぶりに古民家改装の話へ戻ります!
ある程度の解体が終わり引っ越しに向けて改装開始しました

目標はとりあえず住めるように


まずここは北海道の中でも雪で有名なニセコ町。
道路脇にできる雪の壁は2Mを超える豪雪地帯
気温は−20度近くなることも。
この隙間まみれの古民家で冬を越すためにしなきゃいけないのは
とにかく隙間風を防ぐこと。

そして次に必要なのはライフラインの確保。
水道、ガス、電気。

床と屋根と壁があって、ライフラインが確保されればとりあえず住めるだろう。
と思ってそこを目標に改装していましたが残念な結果に。

引っ越しの日の成果


隙間風に関しては大体クリアかな?
隙間っぽいところは埋めたし、風が吹き込んでくる感覚はなかった。
が、そもそも壁も床も不十分。
壁に断熱材は無く、あるところも何十年前かの劣化したもの。
床に断熱材を入れたもののやっぱり冷たい。
床に関しては完成まで間に合わなくて捨て板の状態での引っ越し。
隙間風は吹き込まないものの、ひんやりした感じはもちろんある。

ライフラインに関しては全部は間に合わなかった。
電気とガスの契約は完了!
水道は元々引いてなくて全部湧水(これが最高すぎる!)
ボイラーの設置もなんとか間に合った。
けど、業者さんのボイラーの設置の日程に間に合わせるために
浴室周りをとりあえず大急ぎで作ったので排水システムが未完成。笑
水もお湯も水道から出るのに排水ができない。
そもそも排水が一番厄介で詳しくは今度書きますが
洗面所周りの排水を1箇所にまとめてちっっっちゃい排水の穴に
流さなきゃダメで、それがほぼ見えないところにあって
詰まり次第全て使えなくなるし、トラップ作ったりしなきゃですーぱー大変。

ということで排水できないのでお風呂、洗面所、洗濯機は
使えない状態での引っ越しとなりました。
コインランドリーと温泉あるから大丈夫なんだけど
毎回1500円ぐらい使ってたらお金かかりすぎるので
引っ越し後すぐに水回りの改装にとりかかりました。


まとめ


屋根と壁があって、床が捨て板の状態。
(捨て板:床材を張るための下地になる板)
電気、水道はあるけど排水のシステムが
完成してないのでお風呂、洗濯は使えない。
キッチンはあるけど大体薪ストーブで調理。
ベッドがあるので一応寝れるけど
床がやばいので布団が落ちないように必死笑
唯一、トイレが使えたのが良かった。
トイレの壁も床も天井も直しは必要だけど
普通に使う分には問題なかった。

ココからは住みながらの改装
室内の事は冬でもできるし大丈夫
なんて思ってたのが大間違い。
結局冬の間は作業が進みませんでした。
豪雪地帯の冬の洗礼を受けます・・・

次回は秋の洗礼、カメムシの多さに気が狂います。
改装中から解ってたけど住むとなるとまた違う・・・

ありがとうございましたー

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