言葉の花束ーアキの詩集No.112


1.「主人公」

主人公は

誰よりも
強くなければ
いけないのか?

そして
誰よりも
特別でなければ
いけないのか?

自分の人生という
物語の主人公は
自分自身だ

強くあるより
特別であるよりも

あなたは
どう有りたくて

どんな
物語にしたいか?

それを決める特権が
あなたにはある

主人公だからこそ
自分の人生は
自分で決め

自分で
思う存分に
書き綴ることが出来る

特異なキャラでなくても
良いじゃない

あなたが
これで良いと思う
キャラであって欲しい

あなたが
読みたいと思える
物語を作って欲しい


2.「人生に失敗はない」

人生に
失敗ってないな

そう
思えた時

気付いたんだ

失敗と
捉えていた時よりも

心が
軽くなって

こんなにも
生きることが
楽しくなっていると

どんな経験も
意味があって

自分の思う通りに
意味付けが出来るなら

成功も失敗も
関係なく

全ての
経験を

自分の人生を
思うがままに描く
糧に出来るよね


3.「気持ち良く頑張る」

やりきった

まだ
終わりじゃないけど

一区切りついた

ここまで
頑張った自分に感謝し

思う存分
誉めちぎり
労りたい

頑張ることは
当たり前じゃない

自分を
心から信頼し
心から応援することや

どんな自分も
しっかり受け止め
肯定出来ないと

なかなか
頑張れないし

頑張ったとしても
すっきりとしないよね

こんなに
気持ち良く頑張れて
私は凄く
幸せだ


4.「好きを解放する」

仕事を
頑張った後の

吹き抜ける風が
心地よい

まったり
くつろぐのも
好きだけど

やりたい勉強を
思う存分やるのが
たまらなく気持ちが良い

やはり私は
考え
突き詰めるのが
好きなんだ

自分の
好きを
解放する時間ほど

至福と言える
時間はない


5.「猫とハエ」

それが
現れると

目は爛々とし
きょろきょろ辺りを
見渡したかと思うと

前足を伸ばし
パシパシと掴みかかり

興奮して
ジャンプしたり

とにかく
家猫の中の
野生が目覚めるのだ

それの名は
ハエ

この時期に
大量発生する
厄介者

だが
猫にとっては
お友達だ

さぁ
捕まえてごらんと
言わんばかりの
ハエの乱舞

そして
待ちやがれと言わんばかりの
猫の狩猟本能

トムとジェリーならぬ
猫とハエの追いかけっこは

夏の
我が家の風物詩だ


6.「自分の好きじゃないところ」

私が
いない間

職場の人達は
頑張って
仕事をしてくれた

それは
感謝している

はずなのに

あぁ
ここが出来ていない

とか

細やかな作業が
行き届いていないと

ついつい
目が行ってしまう私は

心が狭いのだろうか?

責任感が強く
真面目すぎるのだろうが

だからこそ
目をつぶることが出来ない

小姑みたいな自分が
あまり好きではない


7.「満たされない子ども」

たまに
子供みたいに
わがままを言ってみたくなる

たまに
子供みたいに
泣き笑い
怒ってみたくなる

感情のまま
振る舞えたら
楽なのかもしれない

でも
私は大人だから

自分の中の子供の
口を塞ぎ
自由を束縛する

子供は
遊びたいだけなのかも
知れない

遊びたい
遊んで欲しい

その願いを
いつになったら聞くの?

無邪気に尋ねてくる
子供に

私はいつまでも
返事出来ずにいる






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