言葉の花束ーアキの詩集No.60
1.「新しい靴」
昨日
新しい靴を買った
新しい靴を履いて
ステップを踏んだ
履き心地が良く
新品というのもあって
歩くのが
楽しい
気分ルンルン
軽快な足取りで
1日を始める
何だか
良いことがありそうだ
この靴と共に
ボロボロなるまで
歩いていく
その歴史を
刻むのが
楽しみだ
よろしくね
相棒
2.「正解」
Aを肯定するために
Bを否定する必要はないし
その逆も
然り
Aという正解も
あって良いし
Bという正解も
あって良い
そもそも
絶対的な正解は
ない
だから
数ある相対的正解を
受け入れて
視点を増やして
視野を
広げていくことで
人は
良い方向に
成長していくことが出来る
3.「婚活の楽しみ方」
大学の後輩は
プライベートで
結婚相談所を経由して
色んな男性と会ったりして
それなりに婚活を楽しんでいるようだ
婚活の何が
楽しい?
と
聞くと
「人間観察」
と
返ってきた
「色んなタイプの
人間がいて
面白いですよ」
おぉ~
そういう楽しみ方があったか
この子らしいなぁ
4.「しろくま」
しろくま
しろくま
気分は
しろくま
蒸し暑く
気怠い日和に
欲しくなる
きんと冷たく
シャリシャリとした
かき氷の食感と
とろけるような
甘い練乳の味わい
そう
しろくま!
仕事が終わって
車を走らせる
向かう先は
コンビニ
そこの
冷凍室にある
しろくまが
私を待っている
あぁ
車の中が暑い
気が遠くなる
だが
私は挫けない
なぜなら
しろくまが私に
食べて欲しいと
訴えているから!
ようやく着いたよ
コンビニ
残り
4つの
しろくま
あぁ
やはりみんな
考えることは同じ
ちゃんと残ってくれていて
良かった
いや
私に食べられるのを
待っていたんだ!
購入して
いざマイホーム!
やや!
工事渋滞!
早くしないと
しろくまが溶ける
早く早く!
しろくまを気にしながら
暑い社内で
必死に耐える
そして
やっと帰宅
しろくまの蓋を開け
スプーンですくうと
なんと
程よい溶け具合で
すくっとすくえた
暑さのおかげで
食べやすくなった
しゃきしゃきの氷と
とろける練乳を
口にほおばる
あぁ
たまらない
体の芯から
冷たさが沁みる
頭がキンキンする感じが
たまらない
この瞬間のために
私は今日一日頑張ったと言っても
過言ではない
暑い日には
やはり
しろくま
今日も最高の気分で
締めくくれそうだ
ありがとう
しろくま!
5.「先のある未来のために出来ること」
蒸し暑い夏に
人は
冷房に当たって
アイスを食べて
暑さを
凌ぐことが
出来るけれど
動物や
草木花達は
飼われていなければ
冷房に当たれない
暑い気候の中
耐えなければいけない
人が
環境を破壊して
こんなにも
狂ったような暑さにしたのに
一番
被害を受けているのは
誰か?
先日
熱中症で
苦しみ
横たわる鹿を
ニュースの報道で見た
そう
人以外の
生き物達だ
一番
報いを受けるべき者が
環境を破壊した手段である
文明の利器によって
身の安全を保証している
自分達以外の安全は
視野に入っていないのだろうか
あらゆる生き物のため
環境を守り
維持していくのに
出来ることは何か?
それを考えるだけでも
その一歩が踏み出せる
先のある未来のため
その未来に
あらゆる生き物達も含めて
出来ることを
やっていこう
6.「エアコン疲れ」
外に出れば
暑くてしんどい
中に入れば
エアコンの冷風が
体を芯まで冷やすものだから
寒くてしんどい
え?
暑くても
寒くても
地獄?
エアコン疲れのせいで
だるいし
頭クラクラ
猛暑というのに
冷房の中で
羽織るものが欲しくなる
出来れば
布団も欲しい
カオスだ
エアコンの設定
上手く調整した方が良いね
外では
暑さを
中では
寒さを
凌ぐのに苦労する
暑かったり
寒かったり
大変だ
だから夏は
心身が休める暇がなくて
そうところが
本当に嫌い
7.「何気ない言葉がけ」
仕事帰りに
銀行に立ち寄った際
銀行員の男性2人が
防犯対策のため
暑い中
木刀を持って
駐車場で待機していた
彼らの前を
通り過ぎる際
さりげなく
「暑い中
ご苦労様です」と言ったら
向こうも
「暑い中
来て下さってありがとうございます」と
言ってくれた
言葉と言葉を
交わして
お互い
笑顔になった
この時
相手を想う気持ちが
交差して
和やかで
心地の良い
温かな空気が流れた気がしたんだ
何気ない
言葉がけって
こんなにも心を
温かくして
心を
解きほぐしてくれる
思いやりを
言葉にするって
大事なことなんだと感じた
今日の午後だった
8.最後に
今回のポエムは
いかがだったでしょうか?
何気ない日常は
思ったことや考えたこと
気づきを
ポエムにしています。
何か心に届くものがれば
嬉しいです♪
お読み下さり
ありがとうございました(^^)/
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