仕事との向き合い方
現在の仕事、職場環境が自分に向いてないと感じる事は何も悪いことではないです。何を優先するかもどのように感じるかも人それぞれですから。しかし、自分の現状の至らなさを組織や社会のせいにする事だけは絶対にやめましょう。自分の行動力のなさを悔いて、個人の成長に目を向けましょう。自らを高めて、嫌な組織ならそこから逃げだせばいいのですから。どうしてもその場所に留まっていなければならない理由など一つもありません。
▼選択するという事
社会に出て働く事を自分で決断したと胸を張って言える方はどのくらいいるでしょうか。学生が終わる流れでしかたなく働いている人がほとんどだと思います。私も実際にそうでした。
自分で決断しないでただ流されて渡る橋はどうしたってすぐに壊れてしまうと気付かされました。なぜなら、今この場所に居る根拠がないから。辛くなった時に振り返る事もできません。
親の期待に応えたい気持ち、楽をしたい気持ちで入庁した市役所に自分の気持ちはどこにもありませんでした。そして辛い時期に拠り所に出来る「ここで働きたいと思った理由」もなく、退職という選択をしました。綺麗事と思う方も居るかもしれませんが、綺麗事も考えられない人に現実は考えられないと思うのです。
▼今の環境で働く理由
お金を貰うこと以外に今の仕事を続けたい理由をいくつ見つけられるでしょうか。生きていく為に最低限のお金は必要です。それと同じくらい仕事を続ける理由も必要だと思います。
探してみましょう。この業務だけは楽しかった。大変だったけど達成感を得た。同じ職場にかわいい先輩がいる。そんな事でもいいです。とにかく自分のモチベーションを上げられるものです。何十年も先を見越すのは好きではないですが、自分の人生の大半を今の組織に捧げる可能性もあるわけですから、損得の感情だけでは絶対に続きません。小さなモチベーションを沢山増やしていくべきだと思います。
現時点で本当に一つも挙がらなかったら、潔く今の仕事を辞めるべきだと私は思います。どちらにしろそんなに長く続かないはずですし、次に切り替えて進んだ方が本人の為でもあると思います。
▼まとめ
仕事の事ばかり考えて、人生の他の部分がおろそかになってしまう事がとにかく怖いです。誰もが自分の人生を豊かにする事にもっと注力すべきです。社会にとっての常識があなたにとっての常識ではないのだとしたら、一日の大半を占める仕事についてもっと考え続けて欲しいと思い、今回の記事を書きました。仕事はあくまで人生の一部であることを忘れないで考え続けて欲しいです。
記事を読んで何か感じて貰えたらお願いします。