［詩］ 色彩

足がすくむ
苦悩に悶えている
自分が
まだこの胸に残っている

全てが嫌になって
馬鹿らしくなって
ここまで
何をしてきたんだろうと
自分を責めた

だけどここから
自分にできること
少しでもいいから
少しだけ好きなことで
良いから
楽しいと少しでも思えたのなら

それを繰り返そう
そしたら君の生活は
色を取り戻すだろう

忘れ果てていた
色彩が
戻るその日まで
いやそこまできている
その日から
また君の人生が
始まるんだよ

そして独りじゃなくなる
きっと

楽しめることを
続けて
人と繋がれる
楽しいこと