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フジケン
2023年6月8日 23:02
名もなき花をかんざしに君は僕の後ろで踊っている気配だけを感じて笑顔になれる振り向けば遠くまで来た住んでいた街は遥か向こう覗き込む太陽は今日も熱を発して旅に付き添う帰り道は崩れ去って巻き込まれた人たちを思いやる余裕もなく良き思い出だけを巡らす前方には花もなく耕された大地だけが剥き出しで種が植えられるのを待っている僕はポケットに入った僅かな種