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【注目】口のない男を描いたフィリピンアニメ映画『行方不明』とはどんな映画か?

2024年3月1日〜10日にかけて大阪・梅田近郊の各種施設にて『第19回大阪アジアン映画祭』が開催されました。毎年やってるアジア映画が集まる映画祭です。

毎年開催されていることは知っていたのですが、アニメーション映画がほぼラインナップには入っていないということで、これまで参加せずに居ました。

ですが

今年は1本、アニメーション映画が出品されていました。

それがコンペティション部門選出、『行方不明』です。

行方不明
(原題:Iti Mapukpukaw)
制作年:2023年 / 制作国:フィリピン
90分
監督:カール・ジョセフ・パパ

https://oaff.jp/programs/2024-co07/

フィリピンのロトスコープで制作されたアニメーション映画で、主人公はなぜか口がない青年。今回の映画祭にて日本では初めての上映を果たしました。

実際に本作を観に行ってきたのですが、これがなかなか興味深い内容だったので、どんな映画だったのか紹介します。


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■『行方不明』とはどんな映画か?


□あらすじ

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