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祝!『FLEE』が米アカデミー賞にてとある3部門同時ノミネートという初快挙を達成!

ついにアカデミー賞のノミネート作品が今年も発表されました!
その結果も後ほど紹介するのですが、それに先駆けて、あえて個別で取り上げたいニュースが一本あるのですよ

映画『FLEE』が史上初のある3部門同時ノミネート!

昨年より各所の映画賞で受賞を果たしているデンマークのアニメーション映画『FLEE』が、米・アカデミー賞の長編アニメーション部門、国際長編映画部門、長編ドキュメンタリー映画部門の3部門にノミネートを果たしたました。

そもそも一つの部門にノミネートするのも難しいというのに、この3部門の同時ノミネートができてしまうとはすごい。そして、やはりこれは史上初だそうです。

アニメーション映画という点と、ドキュメンタリー映画という点で共通点を持つ作品がなかなかないですし、そこから国際映画賞にまで踏み込める作品なんてレアです。

『FLEE』ってどんな映画なのか?

FLEE
制作年:2021年 / 制作国:デンマーク、フランス、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ他
83分
監督:ヨナス・ポエール・ラスムセン

『FLEE』は触れ込みなどでデンマーク映画として紹介されていることもありますが、制作国にクレジットされる国自体は実は多岐に渡っており、かなりの多国籍作品となっています。ただ、デンマークは本作の舞台にもなっていたり、監督がデンマークの方だったりと本作では特に注目しておきたい国となっています。

主人公はアフガニスタン難民である男性アミン。
同性愛者のアミンが恋人との結婚を機に、彼の真実を実景映像を交えながら、その苦労や苦悩を描いていくドキュメンタリー作品です。

監督はデンマークの監督、ヨナス・ポエール・ラスムセン氏。
これまでに『Searching for Bill』『Det han gjorde』など実写のドキュメンタリー長編を手がけてきた監督です。

今回のアカデミー賞に限らず、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞のクリスタル賞を受賞していたり、アニー賞へのノミネートなど各所で高い評価を獲得している作品だけあって、今回のアカデミー賞での活躍にも期待がかかる、一本。授賞式が今から楽しみです。

国際長編映画部門では日本の『ドライブ・マイ・カー』ともぶつかってしまうのですが、果たしてどこに軍配が上がるのか注目です。

『FLEE』は日本公開が控えている?

そして何より気になるのはやはり日本公開なのですが……

実は早くもトランスフォーマーさんが配給としてラインナップに入っていることを発表ずみ。

遅くない将来に日本でしっかり『FLEE』が観られそうです。期待大。
世界で評価されている作品がちゃんと日本でも公開される……なんて素敵なことなんでしょう。私の一番の楽しみはこの映画をちゃんとスクリーンで見られることですよ。

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