見出し画像

【新作映画情報】ついにギレルモ・デル・トロのピノキオ映像解禁!公開時期も発表!

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』トレーラー解禁!

2022年の期待の映画記事にもあげさせていただいた、あの映画に続報が来ましたよ。

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(Guillermo del Toro’s Pinocchio)』のトレーラーが突如解禁となりました。

アカデミー賞監督でもあるギレルモ・デル・トロ氏がNetflixのもとでストップモーションアニメーションで、ピノキオを描く驚きの企画。

昆虫描写が苦手な私としては、かなり危うい気持ちになるトレーラーでしたけど、まあ主役はピノキオの方ですから、深く考えないようにしておきます。

今回のトレーラーの解禁とともに、配信時期も発表されました。
2022年の12月の年末配信となりそうです。

もう一人の監督・マーク・グスタフソンとは?

ちなみにタイトルはギレルモ・デル・トロ監督の名前がタイトルにも入っていますが、今作にはもう一人監督にマーク・グスタフソン氏がクレジット。
『ファンタスティックMr.FOX』でアニメーションディレクターとして製作にも参加した人物です。

自身が監督として製作した短編には『Joe Blow』なんてのがあります。

『Joe Blow』はある男がダッチワイフに空気を入れようとする短編。ストップモーションアニメーションと3DCGを、組み合わせて描いた作品でした。

さらに遡ると抵抗器が人型になり動き出す『Mr.Resistor』シリーズというこれまた、少し不気味な雰囲気の作品を製作しています。ギレルモ・デル・トロ監督が好きそうな雰囲気があります。

そのほかには、さらに遡って1992年にストップモーションアニメーションによるクリスマススペシャル作品『Claymation Easter』でも3名の監督の一人として名を連ねています。

温めに温められた企画だった『ピノキオ』

こうしてマーク監督を追ってみると30年以上前からストップモーションアニメーション界で活動している実力者なのですが、近年はあまり目立った活躍をしていないことがわかります。

https://amzn.to/3r6lAXz

それもそのはず、このグリス・グリムリーの手がけた『ピノキオ』をアニメーションする企画として、この映画の製作は2008年には動き出していたことが明らかになっています(↓)。

資金繰りにも難航し、企画の頓挫が危ぶまれたりもした中で、やっとここまでたどり着いたという状況のようです。2017年時点では企画が進行していないことを発表する一幕があるほど(↓)だったのですが、近年になり急にその企画が蘇ることに成功したのは、やはり2018年の『シェイプ・オブ・ウォーター』の大成功があってこそかもしれません。

監督は二人なのになんで、ギレルモ監督の名前だけがタイトルに入っているの?というのは、やはりギレルモ監督あってこその企画だったという側面は強そうですね。ギレルモ監督が目立ちたいというよりも、マーケティング的な意向の気がします。

あとはティム・バートン氏の名前を冠にしている『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とか『コープスブライド』的な色合いはあるかもしれませんが。

_______________________

関連記事

そんな『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は誰が作ったのか話(アニギャラREW)。(↓)

ギレルモ・デル・トロ監督が製作に名を連ねる傑作アニメ映画の話。(↓)

_______________________

noteはほぼ毎日更新実施中!
更新情報が届くので、ぜひフォローよろしくお願いします。

コアな内容をお届けする月額480円の購読マガジンもやってます。
購読者増加中!ありがとうございます。

<記事購読メリット>
・よりディープなアニメーション映画の世界を紹介
・購入月の記事の有料範囲も読み放題
・単品購入よりも圧倒的にお得!

過去のアーカイブも月間ベースでご購入いただけます。
買い切りの方で買ってくれても嬉しいです。

お仕事も引き続き募集中ですので、お気軽にご連絡くださいませ。

nejimura@gmail.com

ここから先は

0字

月20回以上更新(多分)。一記事あたり25円以下でお楽しみいただける計算となっています。クレカ決済だと初月無料です。

アニメ映画に関する最新情報、イベントレポート、古今東西のアニメ映画作品レコメンド、海外アニメ映画事情、Tipsなどなど…アニメ映画に関する…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?