第78回毎日映画コンクール結果発表!今年はあの大規模公開された長編2作が受賞!
海外の映画祭が盛り上がっていますが、日本も賞レースはある!
今年も毎日映画コンクールの結果が発表されました。
毎年言ってますが、個人的には日本アカデミー賞よりも一目置いている映画賞が毎日映画コンクール。
毎日映画コンクールってなに?って人は以下の記事をご参照くださいませ。
結構尖った評価で受賞作品を選出してくれる印象が強いのが、毎日映画コンクールなのですが、今年は意外とメジャーどころが受賞を果たしています。
アニメーション映画賞・大藤信郎賞ノミネート2024
まずは今年のノミネート作品の紹介。
日本の長編・短編がいっしょくたに審査される賞となっているので、長編・短編の注目作が入り乱れる状態となっています。
長編作には『アリスとテレスのまぼろし工場』『BLUEGIANT』『北極百貨店のコンシェルジュさん』『屋根裏のラジャー』『君たちはどう生きるか』といったタイトルがノミネートされています。
第78回毎日映画コンクールアニメーション部門の結果!!
ノミネート作の中から見事、アニメーション映画賞を受賞した作品は……『アリスとテレスのまぼろし工場』でした。
岡田麿里監督の長編第2弾が受賞。時が止まり成長ができなくなった街を舞台にしたちょっと変わったラブストーリーでもあり、ヒューマンドラマ。原作・脚本も監督の岡田麿里さんが名前を連ねます。
そして、毎日映画コンクールはアニメーション部門がもう一つ。
実験的で個性的かつ芸術的なアニメーションに対して贈られる大藤信郎賞。今年はこちらに長編作である『君たちはどう生きるか』が選ばれました。
宮崎駿監督の最新作がこちらでも手堅く受賞!
しかも大藤信郎賞の方を受賞するのがまた面白いところです。
ジブリ作品といえども受賞を逃すこともある賞だったのですが、今年は順当に受賞を果たしました。
ちなみに今年は特別賞としてスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんにも賞が与えられています。
意外とベタに大規模公開を果たした長編アニメーション映画が選出されましたが、その中でも『アリスとテレスのまぼろし工場』と『君たちはどう生きるか』を並べるところが毎日映画コンクールの特異さでしょうか。
これからも独自の評価軸で日本のアニメーション界を選定していって欲しいです。
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去年の結果はこんな感じ(↓
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