見出し画像

毎日映画コンクール発表記念。日本最古のアニメーション映画賞って何なのか?

第74回(2019年)毎日映画コンクールの結果が発表されました!
結果はこんな感じでしたよー。

日本映画大賞:『蜜蜂と遠雷』(石川慶監督)
日本映画優秀賞:『新聞記者』(藤井道人監督)
外国映画ベストワン賞:『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)
男優主演賞:成田凌『カツベン!』
女優主演賞:シム・ウンギョン『新聞記者』
男優助演賞:吉澤健『凪待ち』
女優助演賞:池脇千鶴『半世界』
スポニチグランプリ新人賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』
スポニチグランプリ新人賞:関水渚『町田くんの世界』
田中絹代賞:風吹ジュン
監督賞:石川慶『蜜蜂と遠雷』
脚本賞:阪本順治『半世界』
撮影賞:クリストファー・ドイル『ある船頭の話』
美術賞:磯田典宏『カツベン!』
音楽賞:RADWIMPS『天気の子』
録音賞:藤本賢一『半世界』
アニメーション映画賞:『海獣の子供』(渡辺歩監督)
大藤信郎賞:『ある日本の絵描き少年』(川尻将由監督)

ドキュメンタリー映画賞:『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』(伊勢真一監督)
TSUTAYAプレミアム映画ファン賞 日本映画部門:『凪待ち』
TSUTAYAプレミアム映画ファン賞 外国映画部門:『ジョーカー』
特別賞:宮本まさ江(衣装)

毎日映画コンクールは、アニメーションの賞が二つありまして、
まずはアニメーション映画賞に『海獣の子供』が選ばれました。

画像1

海獣の子供
2019年公開/STUDIO4℃製作/製作国:日本
監督:渡辺歩

圧倒的な絵ぢからと、宇宙スケールの難解な展開で、観るものを黙らせる脅威のアニメーション映画。良くも悪くも、誰もがその“凄さ”を感じられる作品なのは間違いない、納得の受賞と言えます。


そして、より実験的なアニメーションに送られる大藤信郎賞には、『ある日本の絵描き少年』が選ばれました。

画像2

ある日本の絵描き少年
2019年公開/ねこにがし製作/製作国:日本
監督:川尻 将由

こちらは中編かつ実写も交えた映像作品。ある少年の成長劇を、その時々の少年の描いた絵で展開していく物語となっています。いろんなタッチのイラストが混在する映像体験はまさに和製『スパイダーマン:スパイダーバース』。わかりやすい面白さの上に、いい話が乗るんだから、そりゃあ素敵ですよ、ホント。

毎日映画コンクールは信頼に足る賞のひとつとして、個人的に数えている映画賞。今年も御多分に漏れず手堅い!と思わせられる結果でした。
両作品ともおめでとうございますー!



で、タイトルの件ですよ。

日本の最古のアニメーション映画賞はなんなのかって話なんですが、もちろんその答えは、毎日映画コンクールなんですね。

というわけでマガジン購読者枠で、毎日映画コンクールって戦争直後からある賞でやべーよって話から、戦時中のアニメとか、最古のアニメ映画賞作品の話など。

_________________________

ここからは「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者のみ閲覧いただけます。

「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」では、古今東西のアニメ映画を、より楽しめるような情報をほぼ毎日発信中です。
初月無料となっているので、まずは定期購読(月480円)をポチってみてくださいな。月々20記事前後で配信中なので、ひと記事25円以下で読める計算になってます。お支払い月の記事は読み放題になりますよー。

_________________________

ここから先は

1,338字 / 1画像
月20回以上更新(多分)。一記事あたり25円以下でお楽しみいただける計算となっています。クレカ決済だと初月無料です。

アニメ映画に関する最新情報、イベントレポート、古今東西のアニメ映画作品レコメンド、海外アニメ映画事情、Tipsなどなど…アニメ映画に関する…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?