見出し画像

【映画レビュー】Netflix映画『ウィッチャー狼の悪夢』の感想とそもそも「ウィッチャー」ってなんだって話

ホラー映画テーマ月間ならではの一本とも言えるかもしれません。

Netflix映画『ウィッチャー狼の悪夢』のざっくりとした感想

Netflix映画『ウィッチャー狼の悪夢』を観ました。

画像1

ウィッチャー 狼の悪夢
製作年:2021年 / 製作国:アメリカ
監督:カン・イルハン

ネトフリのオリジナル実写ドラマである『ウィッチャー』のスピンオフ作品。本編の主人公であるゲラルトの師匠、ヴェセミルが若い頃に“過去の悪魔”と向き合う姿が描かれるそうです。15歳未満の視聴は推奨しない作品とのことなので、それなりに過激な作品を期待となります。

本作を観てみた感想をざっくり一言で言うと

優良作。

恐れ多くも『ウィッチャー』の小説・ゲーム・ドラマ、全部ノータッチで臨みましたが問題なし。しっかり本作だけでも起承転結が整っていて楽しめました。

画像2

ヴェセミルがいかにして、ウィッチャー(この世界の魔法剣士のこと)となったのか、そしてどんな経験を経てきたのか、そしてドラマシリーズの主人公であるゲラルトと出会ったのかまでを描いた理想的なスピンオフのバランスの映画となっていました。

Netflixならではの容赦のないグロ描写

『ウィッチャー狼の悪夢』でやはり衝撃的なのがグロ描写
Netflix作品の特徴といえば、過激なグロ描写を含む作品も率先してリリースしているところにあるのですが、まさにそんなNetflixらしい映画となっています。

画像3

物語の頭から、この映画は“そういう作品ですよ”と言わんばかりに、人が無残に死んでいく、死んでいく.......。首とか軽々飛ぶのはもちろんのこと、子供でも容赦なく、無残な姿となってしまうのはやはり強烈です。

グロ系の作品でもなかなか女・子供を対象にするかどうかの一線があるものですが、本作はその一線に踏み込んでおり、アニメ作品でありながら、しっかりと緊張感のある作品となっております

Netflix映画という枠組みならではの映画としても手堅いですね。
その分、大衆向けではない作品なわけで、硬派すぎるという印象もあり。刺さる人には思いっきり刺さるし、刺さらない人には観るのも辛いタイプの作品となっています。


初めての『ウィッチャー』体験でしたが、知らないことがノイズにならない体験としては割と良い出会い方ができたかもしれませんね。

改めて『ウィッチャー』ってなんて作品なのか、ってところを調べてみましたよ。

_________________________

ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者(月480円)、もしくは単品(198円)でこの記事をご購入いただいた方向けの内容となっています。

マガジン購読なら月20記事〜の更新が読み放題になります。他にどんな記事があるかまずは見て行って欲しいな.....。↓

過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。
値段も月額料金と一緒の480円です。↓

_________________________

ここから先は

1,595字 / 3画像
この記事のみ ¥ 198

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?