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新・『ノスタルジアの贖罪』のあれこれ①
ごぶさたしてます、ネイティです。
空想嬉劇団イナヅマコネコ
『ノスタルジアの贖罪』(2024年版)
無事、舞台公演が終演いたしました。
初日の公演を撮影・編集したレンタル映像配信が販売中です。
気になる方はこちら↓をどうぞ。
■あらすじ
幽霊には三つの種類がある。
一つ目は『守護型幽霊』
二つ目は『認知型幽霊』
ちなみにこの認知型は『個別認知型』と『汎用認知型』に分かれるんだが……。
とある大学の講師である小野寺真一。
彼は自身が担当する「幽霊行動学」の授業で教鞭を振るっていた。
そんなある日、彼のもとに一冊の本が届く。
それはRIOG(Representation items of ghosts)。
つまり幽霊からのメッセージだった。
RIOGにより、目の前に広がる、故郷の村。
遙か昔に廃村になり、もう存在しない故郷の村。
「このRIOGを送ってきた幽霊は、村にゆかりのある人だ。俺に何かを伝えたいに違いない」
そして真一は、そのメッセージの謎を解き明かすべく今は無き故郷に向かった。
それが惨劇の始まり。
あの日、村を出た仲間たちは知る。
あの日、村で起きていた真実。あの日、あの道で起きていた事件。
あの日、あの村で何が起きていたのか。
何も知らなかった。
何も知らずに、生きてきてしまった。
それこそが、彼らの罪に他ならなかった。
■再演
今回のイナネコ公演は、2017年に上演された作品No.2の再演です。
その時の覚書もこちらに残しておりました。
上記タイトル通り、初演では有馬京子という役です。
今回も、再演が決定した当初はその予定でした。
…だったのですが、(悪い意味ではなく)諸々の事情により、初演とは違う役をつとめることになったのです。
■配役
今回はオールダブルキャストのTeamAltairにて、
秋本操(あきもとみさお)をやらせていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720709191096-ScvQ56vjmX.jpg?width=1200)
サイドの毛量を多めにしております。
(以下、ネタバレ含みます)
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序盤で主人公・真一に対して「不思議な世界に紛れこみます」「死にますよ、たくさん」という意味不明な言葉を残して去る陰気な謎の女。
それから全く出てこず、その存在が忘れられていたところ…
復讐型幽霊による惨劇から抜け出すべく、重要なヒントを持つキーマンとして真一たちの前に再登場するのでした。
以降、めっちゃ喋る。すごく説明する。なんか叫ぶ。絶叫する。泣き崩れる。そして最終的にまた謎を残す。
![](https://assets.st-note.com/img/1720710049034-5YsnwNDEyr.jpg?width=1200)
この説明だとわかりにくいですが、超重要な役です。ある意味スピンオフの主人公ともいえるかもしれません。
私自身としては、イナネコに出演して以降、
はじめての初演と違う役
はじめての説明台詞と長台詞
はじめての10分以上の板の上
など、はじめて尽くしの役となりました。
■テーマ
役作りに際して、私はまずわかりやすい言葉で役のテーマを決めます。
今回の操は「誠実さと贖罪」。
私の中で、もともと操は何事に対しても真摯に、誠実に取り組む人間だろうと考えて「誠実さ」、
そして作品のタイトルにもある「贖罪」としました。
そして、ざっくりとではありますが経歴も考えます。
その詳細は次回。
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