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おかえりの場所
ストレス社会と言われている中で
病院では診断のつかないような病気や
病院に行くほどではないけれど何だか不調。
そんな人が増えたように思う。
私自身仕事に忙殺されて
ついに体を壊した。
体と心は繋がっていると分かっているけれど
私は心よりも体が悲鳴を上げたのだ。
そして東洋医学のアーユルヴェーダに出会い、心酔し、仕事を辞めてスリランカへ修行へ行き、個人事業主となってアーユルヴェーダサロンを開いた。
今度は私のような人を増やしたくない。
心が元気だからと体に鞭を打って良いわけがないし、体は元気な気がしても 心が疲弊してしまえば、そのうち体が動かなくなるのは占い師じゃなくても分かることだ。
今の若者と言われる世代の人たちは、
ふわっと軽やかに仕事を辞めるらしい。
地の時代と言われる時期にだいぶ長く住んできた私は
会社を辞めることに何年悩んだだろう。
軽やかに辞めてしまう若者に
「根性がない」という人が多いのは
きっと羨ましいからだ。
ストレス社会と言われるけれど
ふわっとそこから抜け出せる軽やかさを持っている若者に
確かにそういう意味でのストレスは少ないのかもしれない。
けれどまた我々とは違う視点で思い悩むこともあるだろう。
時には体が疲れたり
心が疲弊したり、一人で抱え込んだり
そんな風な若者も多いのかもしれない。
そんな時に心や体のメンテナンスができる場所…
ふわっと若者が通えて
“忍耐や根性”で疲弊しているいい年の大人も
どんな人にも「おかえり」と迎えられる場所が必要だ。
だから私は細々とでもそんな場所を作っていきたいのだ。
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