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人類学の旅路のはじまりのはじまり

どうも、ネギヤンです!


「人類学ゼミ」で学びはじめました


先日の土曜日から、こんなおもしろそうな学びの場に参加させてもらってます!


「人類学的な参与観察によって問いをアップデートするトレーニング」

「人類学者の目をインストールする」をミッションとして掲げているメッシュワークさんが開催する、半年間のゼミ形式のプログラムです。



参加を決めた理由

大きくわけて3つあります。
プログラムがはじまったこのタイミングで、忘れないように記しておきたいな、と思います。


サモアの人のこともっと理解したい! 欲

JICA海外協力隊としてのサモア暮らしから帰国して早3年以上が経つのですが(時の流れおそろしい…)、その頃の「なんじゃこりゃ!」「そんなんありなんかい!」な体験の嵐が、未だに心の大事な部分に残ってまして。

『一体ぜんたい、サモアの人たちはどんなふうに世界を眺めながら日々を生きているんだろう?』
という問いへの好奇心が、不思議なもので帰国してからどれだけ日が経ってもフツフツと熱量を保って、いやもはや増してきています。現在も。

そうした「(文化の異なる)他者は どんなメガネをかけているのか知ろうとする、あるいは自分も掛けてみようとする」学びの分野のことを『(文化)人類学』というらしい、ということを知ったのが2年ほど前のことでした。

それ以後、本のつまみ読み&積読やpodcastなどを通して「独学」とまではいかないのですが、趣味程度に同分野について学んでいます。
そして、その「おもしろそうさ」に好奇心メーターが反応し、『もっと実践的に学びたい』という思いがずーっとありました。

そんななか、大好きな市川力さんがやってらっしゃる「『ジェネレーター』のコミュニティ」にメッシュワークの創業者のお一人である比嘉夏子さんが登壇されたのがキッカケで、今回のプログラムを知ったのが2ヶ月ほど前。

ちなみに比嘉さんは、サモアのお隣の国トンガ(どちらもポリネシアで文化圏が同じ)で研究をされている人類学者さん。

足掛け2-3年ふわっとうわべだけ学んでいた人類学。
うわべだけにもかかわらず、めちゃくちゃ好奇心を掻き立てられ、魅了されかけている人類学。

自分のいい癖であり、場合によっては厄介な癖でもある「『これは何かのタイミングに違いない…!』という思い込み」が発動し、えいやっと飛び込んで学ばせていただくことを決めました。



「フィールドワーク」についての知恵を身につけたい!欲

のんびりとマイペースに人類学について学んでいると、どうやら「フィールドワーク」がその学びの根幹にある、ということがわかってきました。

とくに「参与観察」という手法(であると現段階では理解しています)が、人類学の人類学たる所以であるらしい、と。

参与観察とは、関わる人々を「対象」として一歩引いた視点で観察・分析するのではなく、その人たちの暮らしや行為に『ぐぐっ」と一歩踏み込み共に過ごすことで得る体験を通して、自分自身が揺さぶられることを重んじる姿勢である、と現段階では理解しています(その2)

中学生の探究的な学びの場に関わる仕事をしているのですが、「どうすれば学校を飛び出した地域での学びがより深まるのか」という問いをずーっともってます。毎度まいど、試行錯誤中であります。

また「ジェネレーターという在り方がここ最近の探究テーマです。

"なんとなく" の直感でしかないのですが、偶発的な出来事に身を開きながら、そのチャンスを掴み取って自分を見つめ直し、学びを紡いでいく人類学的なフィールドワークのなかに、それらのヒントがあるような気がしてなりません。

これを、本や音声などで得られる「知識」としてではなく、体験を伴う「知恵」として学びたい。そんな欲がプログラムに応募しようと思った2つめの理由です。



ゼミ形式の学びの場づくりを学びたい! 欲


じつは今年度チャンスをいただき、島根大学の社会教育士講習で演習、つまり「ゼミの時間」の講義を担当させていただいてます…!
(子どもの頃の自分が「将来30歳になって大学の社会人向け講習に関わってるよ」って聞いたらおったまげるだろうなあ)

こちら完全に自分の「コンフォートゾーン」を飛び出した、一大チャレンジになってます。汗

毎回手探りで相方と一緒に場の設計をしているのですが、そもそも「よいゼミ形式の学びの場ってどんなんやろ?」という問いがこれまた否応なしに頭のなかをグルグル駆け巡ってます。

そこで、ゼミをつくられるメッシュワークのお二人の学びのプロセスの設計や、学習者への伴走の仕方などを学ばせていただきたいと思っています。

社教士講習のゼミ運営はもちろん、きっと学校の探究学習での子どもたちへの関わりかたに生かせるポイントもたくさん見つかるはず。



半年後にどんな変容が生まれているのか


以上、3つの理由から今回このプログラムへの参加を決めました。

人類学ってどんな学問なんやろか。

それを学ぶことで、自分にどんな変化が生まれるんやろか。

そんなワクワク感であふれかえってます…!

これから学びの軌跡をこちらのnoteで残していきますので、よければゆるりと見守ってやってください。

3日坊主にならないようにだけ気をつけねば、、、


次回は、第1回のセッションのふりかえり記事を書こうかと思います!



最後まで読んでくださってありがとうございました!

ほなまた!


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