読書5『貯められる人は超シンプル』2016年出版

『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ(累計100万部越え)で著名な横山光昭さん(横山さんは現在、家計再生コンサルタントを主として多方面でご活躍されているようです。)が2016年に出版された

『貯められる人は超シンプル』

を読了しましたので気になった点を抜粋して書きたいと思います。

・モノは必要か(Need)、欲しいか(want)で分類

 生活や趣味にとって必要なものは捨てる必要がないのはわかります。こんまりさんなら”ときめくかどうか”みたいな分類法ですね。

・写真とメモで場所別に分類

 私自身、そんなにモノは所有していないと思っていましたが、試しに一つの部屋で写真とメモをとって分類してみると、”この部屋には必要ないな”とか”これはいらないな”と気づかされ、やってみる価値はあるなと感じました。

・ストレス解消に浪費していないか

 多少はストレス解消に浪費するのは仕方がないですが、どうせストレス解消するなら、ゴルフやジムなど体を動かすこと、ローリスクな資産運用、図書館で本借りて読書などが良いかなと思いました。自分が成長できるか、資産が形成できるようなことに時間やお金を費やせればなと思いました。

・ストレス多い=家族との会話少ない、SNS中毒が多い

 これはなるほどと思いました。家族との会話が少なければ、家族の存在自体がストレスになってしまうので大喧嘩や離婚になる前に、日々ため込まず小さな痴話喧嘩で終わらせることができれば、ストレスなく、浪費もすることはなくなるし、信頼できる人が多ければ多いほど、心も豊かになると思いました。

・携帯代を1日いくらで換算してみる。

 私は5年以上前から格安スマホを利用して家族で月々6,000円で端末代(8万円の端末を2年で新しいものに変えるとする)を考慮すれば、一人当たり月々6,333円です。30日で日割りすると211円です。スマホでやっていることからすれば比較的安いのではと感じました。携帯に限らず、毎日いくら消費しているかの指標は身近に考えることができるの良い観点だと思いました。同じように自家用車(ガソリン、本体代、車検、オイル、保険など)や保険、住宅費(ローン、修繕費、光熱費など)も日割りして感覚的に高いか安いか、身の丈に合っているか考えると支出を適正にできるかもしれません。

・詳細書くと一喜一憂する使った金額だけメモする

 家計簿のつけ方で、●月●日 ●●スーパー 醤油 ●●●円など詳細を書くと手間がかかり、情報として多すぎて目移りしてしまうので、もっと簡略的に●月●日 ●●●円だけにして月々の支出を把握すればよいのではということだそうです。この方法で数か月続けられた段階でより詳細に書くべきか、現状のままで十分かを判断すれば支出コントロールは十分支障はないということなんでしょうね。

・消費、浪費、投資で着目する

・月収の20%貯蓄が目標

 目標としては高いイメージですね。手取り20万円ならば4万円、30万円ならば6万円とご家族がいらっしゃれば相当な額だと感じました。これもあくまで指標となる目安なので、もっと大きな目標(5年後に3,000万円の住宅を買う、10年後に資産1,000万にするなど)が明確にあれば逆算して月々どの程度貯蓄をすればよいかわかるので、そういった大きな目標がない方の目標として20%を上げておられるようです。

・読者の方にはほんをきっかけに幸せになってほしい。

 著者の方の強い意志が込められた言葉だなと思いました。

どなたかの参考になれば幸いです。 


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