日記:寿司を野菜室へ(2024/06/12(水))
閉店間際のスーパーでパック寿司が半額になっていた。明日の昼に食べるために、素早く確保する。
外食だと今はうどんでも500円近く必要なのに、家で半額の寿司を食べると390円で済む。家で食べるだけでこんなに得をしていいんだろうか。
帰り道に「お寿司を冷蔵庫に入れると、米が固くなっちゃうんだよなぁ」とこぼすと、夫が野菜室に入れるといいと教えてくれた。野菜室の方が温度が高く、米が冷えすぎないらしい。
まったく知らなかった。
料理担当のわたしの方が冷蔵庫を触る回数は多いのに、夫の方が冷蔵庫に詳しい。それだけでもなんだか悔しいのに、その後の一言が気に障った。
「そもそも、温度が違うとかそういう理由がなければスペースが分かれているわけないでしょ」
くううう!!!
温度以外にも、出し入れのしやすさとか、入れる物の形の違いとかあるでしょ。
言い返しながら、分が悪いなと思った。全体が同じ温度でいいなら、網棚になっていたり、一部の空間が繋がっている冷蔵庫もあるはずなのだ。
帰宅して冷蔵室と野菜室に手を突っ込んでみるが、違うと言い切れるほどの差は感じかった。野菜室の方が心なしかぬるい気がするのは、おそらく夫の言葉のせいである。
せめて、いつも以上に美味しくなっていてくれよ。
そう願いながら半額寿司を野菜室に仕舞った。
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