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1度目の転職から1年足らず。まさかの会社解散宣言。正社員志望の契約社員は気をつけろ。

1度目の転職先に入社して間もなく1か月が経とうとしていた頃。
日本国内でもコロナ感染のニュースを耳にするようになり、
オフィスでもマスク着用が必須に。

何となく怖いなぁと思っていたけれど、
仕事内容は海外旅行の企画だったこともありまだどことなく他人事状態。
特に私が主に担当していたのがヨーロッパ方面の旅行だったので、
中国から始まった感染症がヨーロッパに影響を与えるなんて
まだ露ほども考えていなかった。

それがもう、3月に入ってからの仕事内容は旅行のキャンセル業務ばかりになり、
4月からはついにオフィスクローズ。会社側の整備が追い付かず在宅勤務といっても業務に必須のシステムにも繋げられず、スタッフによってはメールすら家から確認できない状態。
「丸腰在宅やん」ってもう開き直って、業務を諦めた4月。。

ゴールデンウィーク明けからは何とか在宅勤務ができる環境が整備された
(とはいえ私用PCから会社PCにリモート接続する方法なので
私用PCを所持していること前提)。
6月からはオフィスもオープンして、交代制で出社週1、在宅週4くらいのペースで勤務。

7月。入社して半年。
本来なら正社員登用試験が受けられるようになる時期。
でも、さすがに空気読めるので(数日前に社長が「会社は非常に厳しい状態」みたいなことを深刻に発表したばかり)
正社員になりたいなんて言える空気でなく、むしろ、転職活動した方がいいですかねぇ?という気持ちになった(この時結構将来が不安になり押しつぶされた)。
で、そのまま上司に聞いてみた。すると、今正社員にすることは難しいけれど、
契約社員だからといって契約満了(12月)と同時に辞めてもらうことはない。会社がある限り続けて働いてほしい、とのことだった。
正直めっちゃ安心した。が、甘かった。

10月中旬。緊急夕礼の通知。
でも実は9月にも緊急夕礼の通知があってその時は胸騒ぎがしたけど
正直一社員の私にとっては直接影響のある内容ではなかったので、
10月の時は、また大げさに何やねん、と思っていた。
で、夕礼で宣告されたのは「来年の3月で会社解散します」とのことだった。
その日は金曜。宣告するだけしといて、詳細は週明け以降順次、ということだった。
モヤモヤしたまま週末を迎えることに(そういうところほんと会社って無責任。。解散って何なん、倒産ちゃうんかよ、と色んなことに腹が立ってくる。)

あー、もう、これは、契約満了の12月で終了のパターンやな、とある程度予想はつく。あとは契約社員にどれくらいの将来の選択肢がもらえるか。。
いうて業界大手のグループ会社だし、何かしらはあるのではと期待したけれど、契約社員に与えられたのはパソナの再就職支援のみでした(最初は再就職支援も受けられないのでは?という話だった)。
大手のグループ会社だしまさか潰れるとは思ってなかった。。ショックでした。

正社員だったら、再就職支援のほか進路のいくつかの選択肢と退職金が与えられたのに。。この時期になんで契約社員になってしまったのか、本当に後悔しました。
でも、契約書には、更新はその時の情勢によるって書いてあって、それに承諾しているのは自分自身なんですよね。
会社都合で会社が無くなって何にも支援が無くても何にも言えない。
本当に、契約書にサインするときは先のことを考え抜いて決断しなければならないと、教訓になりました。
ちゃんと自分で考えて、目的があっての契約社員は選択肢の一つですが、
私のように本当は正社員志望なのに前職の正社員の職を捨ててまで契約社員を選択するのはリスクがある、と感じました。

転職して1年足らず。正直ポジティブな思いは一切持てず、悲しい気持ち・悔しい気持ち・大きすぎる不安を抱きながら、想定外に再び転職活動をすることに。続く。

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