展示会終了、そして次のフェイズへ走り出す。
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング展が無事に終了した。搬入の日から数えて4日間だったけど、とても疲れたけど充実した時間でした。
初日の序盤は、本当にどうなることかと思いました。ブースに人が来ないことよりも、他の展示の素晴らしさに軽く眩暈がして、ちょっとナーバスになってしまって。特に、企業と個人である自分との差があまり大きく感じ、愕然となった。
元々自己評価が低いというか卑屈なところがあるから、とても自分たちのブースが惨めに見えてしまうのです。それにつられて商品も魅力のないもののように感じてしまう、なんというか、ネガティブな「俺なんて」的妄想のスパイラル。汚い作業着のままパーティ会場に来てしまったように、もう立っているのもつらい、いたたまれない気持ちになっていくのがわかります。
でも、少しづつブースに来て下さった方とお話しているうちに、段々と心がほぐれていくのがわかりました。自分がいてもいいのだという肯定的な方向に気持ちが向かって、気分が盛り上がっていく。人と比べることじゃなく、今、その瞬間に集中することが大事なんでしょうね。
ブースの場所は選べない上に低価格帯のスペースだったので人通りはまばらだったけど、それでも興味を持ってくださった人がいてくれたのが幸い。自分たちがゼロから始めて作り出した商品を認めてもらえるのは、本当に嬉しいことなのです。こんな機会がもてるなんて、なんて幸せなんだろうか。
特に今回はビジネス的な話が多くできたので、先につながったと思います。次のフェイズは、今回できたご縁を繋げ、大事に育てることですね。
電話で話すのは苦手だけど、そんなことを言っていられない。電話でアポをとって売り込みにいく所存です。
インハウスではない、フリーランスのデザイナーという職業は、段々と変わってきていると思う。カタチを考える『スタイリング』ともいうべき従来のデザインという作業は段々と幅が狭まってきていて、『売る』という部分が大きくなってきているのを実感します。少なくとも、自分は変わっていこうと思っています。
それが生き残る道だと思うのです。
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