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永久機関って何?~知的財産管理技能検定3級~

この記事は少し南海ホークスではなく、
難解な内容になっております。

今日は「永久機関」という言葉について、
解説していきます。
(なるべくわかりやすくはしてます。)

そしてわたしは専門家ではありません。
ただのおばはんですので、ご容赦ください。

これは「知的財産管理技能検定3級」の問題集に
載っていた語句で、
試験では問われることはないのですが、
気になったので調べてみました。

調べたけど、わかったようでわかってないような。
「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」
的な理解です。(また言ってしまった。)

なので、わたしの中では、
永久機関は男のロマン
だと思うことにした
というおはなしをしていきます。


永久機関とは?

永久機関とは、一度動き出すと永遠にエネルギーを
生み出し続けることができる機械のことです。
この概念は非常に魅力的であり、
古くから多くの人々が実現を夢見てきました。


永久機関の種類

永久機関は大きく分けて二つのタイプに分類されます。

  1. 第一種永久機関外部からエネルギーを一切受け取らずに、無限に仕事をする機械。(例:おじいさんが死んだ後も永遠に動き続ける古時計)

  2. 第二種永久機関:あるシステムから取り出した熱エネルギーを全て仕事に変換する機械。(例がだせないくらいムズい)
    つまり、
    「あったら怖いー」
    みたいな機械ってことね。(たぶん)


永久機関が実現不可能である

永久機関が実現不可能であることは、
「熱力学の法則」っていう考え方があって
それで証明されています。


永久機関と熱力学の法則は、
それぞれ異なる時代に登場した概念です。

永久機関の概念

永久機関の概念は非常に古く、13世紀にまで遡ることができます。
特に中世ヨーロッパでは、永遠に動き続ける機械のアイデアが
多くの人々の関心を引きました。

熱力学の法則

一方、熱力学の法則は19世紀に確立された科学的な法則です。


永久機関の概念は熱力学の法則よりも
はるかに古い時代に生まれました。
時は流れ、ようやく何百年経過した19世紀に熱力学の法則が確立されたことで、
永久機関が実現不可能であることが科学的に証明されました。


それでも実現させたくてチャレンジした人たち

16世紀

オーバーバッハの輪は、重りを用いたシンプルなデザインで、
重りが常に片側に傾くことで永遠に回転し続けるというものでした。
しかし、摩擦や空気抵抗によってすぐに停止してしまいました。

18世紀

ヨハン・ベスラーは、自身が発明したと主張する
永久機関のデモンストレーションを行いました。
しかし、その内部構造を公開することはなく、
結局は詐欺であると見なされました。


18世紀のころから、こういう人っていたんだと思いました。
歴史は繰り返す。


現代でもチャレンジしている人はいる

現代においても、永久機関の概念に挑戦する試みは続いていますが、
それは主に科学の基本原理を学ぶための
教育的ツールとして使われています。

科学的コミュニティでは、
永久機関の提案や研究は基本的に否定されていますが、
それでも一部の研究者や愛好家が挑戦を続けています。

あきらめないで


なぜ永久機関は実現しないのか?

永久機関が実現しない理由は、
先に述べた熱力学の法則に加え、
現実世界に存在する摩擦や抵抗、エネルギーの散逸などが挙げられます。
例えば、摩擦がある限り、機械は必ずエネルギーを失い、
そのエネルギーを補うための外部からの供給が必要になります。

要するにもう実現無理なんよってこと。


永久機関のまとめ

永久機関の概念は、むかし、むかしからありました。
そして、それを実現しようと
試みた人がとってもたくさんいました。

多くの試みと失敗を経て、
19世紀に熱力学の法則にたどり着き、
「永久機関は不可能」だと証明されます。

「永久機関は不可能」と学ぶことは、
令和になっても科学の基本原理を学ぶための
教育的ツールとして使われているのです。

また、「永久機関は不可能」であるとわかっていても、
チャレンジしている人は今でもいるのです。


永久機関を追い続けることは永久に不滅です。
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。



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