普通の看護師が歌舞伎町ホストにハマったお話4
電車に乗って、家に帰って、ちょっと現実世界に戻ってきたころ、「すごい世界だったなー」と思ったりしながら、いつものナイトルーティン。
お風呂から出てくると送りにした方とは別の方から「今日はありがとうね」的な初回テンプレラインが。
これ初回行ったことある姫様なら分かると思うんですが、名刺と話した内容とラインと一致させるの難しい。
どうして良いかわからなかったけれど、根はまじめな性格のねぎは律儀に返信。
誰だか分らない人はほすほす(お店とホストがいっぱい載ってるサイト)を見て名刺とラインと本人、話した内容を一致させながらの返信作業。笑
これから初回行く方はそんなにしなくていいと思う、気になった人だけ返しとけばいい。
寝ようかなと思ったころ、長身イケメンさんから電話が来ました。
今日こんな話したよね、先輩の○○さんがこんなこと言ってたよね、普段の生活のこと、お互いの好きなもの、好きなこと、お店のこと、いろいろ。
気づいたら1時間くらい電話してて、眠くなって終了。
電話が終わって他のホストさんにラインだけ返して寝ようと思ったけど、ライン返したら即電話来てちょっとだけ話したけど、長身イケメンさんほど惹かれなかった。
翌日起きて家事をしたり、インドア派の普通の休日を過ごしていたら
お昼過ぎに電話「今日お休みならお店こない?」
ホストクラブには飲み直しというシステムがあってですね。
普通に指名で行ったときにかかるセット料金+指名料よりもお得になるプランがあるんですね。それがあるからおいでよ、と。
そしてその日も、ほいほいのこのこ歌舞伎町へ。
「新宿着いたら電話して」と言われるがまま素直に電話。
前日別れたお店との中間点くらいまで迎えに来てくれてお店へ。
晴れて長身イケメンは担当となりました。笑
(これ以降は担当と書きます)
お店に入って当時の私はびっくりします。
昨日、着いてくれた幹部陣たちや担当と仲が良いキャストがヘルプに着くと
「ねぎちゃん、絶対今日きてくれると思ってた」
「絶対、担当指名すると思ってたよ」
「担当が入店してからねぎちゃんが初めての指名なんだよ」
「これから担当のことよろしくね、なんかあったら俺に言って」
通うようになってから学習したことは、
これはいわゆる店グル(店ぐるみでお客さんを囲うこと)
ここはホストクラブだから。
担当がそんなに売れてないのは慣れない私でもなんとなく分かってはいたけど、初めての指名については、本当かどうか分らない。
同時期のお客様には何人もそういう設定で接客してることもあるしね…。
ホストってめっちゃミーティングしてるけど、こういう内容を共有したりして、売り上げを生み出してるんですよね。
ま、私たちもカンファレンスでこの患者さんはこういう人だから、この対応で統一しましょう、ってやりますよね、毎日。笑
あれとおなじー♡
それもわかって楽しめるようになれば、あなたも立派なほす狂い♡
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