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専門知識をつたえる

拙著『帝国図書館』刊行後、いろいろ感想をいただいたのですが、ある図書館関係の仲間から、「こういう硬派な教養新書は今後も続いて欲しい」というような感想をもらって、はっとしました。

教養と新書をめぐっては、以前にも書いたりしたことがあるのですが(図書館員時代の殴り書きですが、すでに干支が一巡していることに愕然とします…)

いま、ちょうど大学で授業するなかで漠然と考え、少し悩んでいる事柄もあったので、改めて思うことについて話してみました。よろしければお聞きください。

新書を出して/売れている新書の世界/教養書としての新書/『映画を早送りで見る人たち』が示していること/大学生に「とりあえず新書を読もう」というだけで良いか?/コロナ後の大学生の学びに向けて


配信内でとくに言及した書名は以下の通りです。

稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』(光文社新書)

松沢裕作・高嶋修一『日本近・現代史研究入門』(岩波書店)

犬塚元・河野有理・森川輝一『政治学入門』(有斐閣)


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