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同僚の白戸先生と学生と一緒に図書館のセミナー室を借りて読書会を開いた。 2004年に刊行され…
アカデミックライティングの授業を持っていたとき、授業づくりの参考にしていた本を紹介しまし…
永嶺重敏『読書国民の誕生』(2023、講談社学術文庫) ※初版『〈読書国民〉の誕生』(2004、…
鹿野政直『近代日本思想案内』(1999年、岩波文庫)を紹介しました。 高校日本史をやって…
*ヘッダーは「近代日本人の肖像」より 新潮選書の一冊。 紹介文には「気楽な随筆に見えた雑…
いただきもの。 日本の近代仏教研究が活発なのは、いまさらいうまでもない近年の研究トレンド…
とにかく更新せねば、などと思って過去最高にゆるい回になってしまいました…。これまで読んできたマンガ、今読んでいるマンガの話をしています。 ※取り上げている作品 みずしな孝之『幕張サボテンキャンパス』(竹書房) 細野不二彦『ギャラリーフェイク』(小学館) 冬目景『イエスタデイをうたって』(集英社) さいとうたかを、戸川猪佐武原作『劇画・小説吉田学校』(読売新聞社) ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館) 北崎拓『ますらお~秘本義経記』(小学館) 末永裕樹原作、
魚住昭『出版と権力』は、連載をもとにした講談社・野間家についてのノンフィクション。戦前期…
白水社刊行の論文集。著者よりお送りいただいた。 昨年は、父親の病気や介護のこともあり、ほ…
ロバート・ダーントン [著]ほか. 検閲官のお仕事, みすず書房, 2023.12. 978-4-622-09663-4. h…
原著2008年の本の邦訳(藤田美菜子訳)。大学の演習の輪読テキストとして読んだ。 演習参加者…
11月、シンガーソングライターのKANさんの訃報に衝撃を受け放心していた翌週、父親が他界した…
小学館の学年別雑誌をモデルにした100年分の出版史小説です。 図書館や出版、雑誌の歴史に…
メディア史研究者待望の書。 私が2023年夏に読んで最も勉強になった本でもある。 1990年代以降の日本のメディア史研究の集大成ともいえるもので、江戸時代の叙述から始まり20世紀のテレビまでを見通す本書の射程は広く、壮大である。 朝日新聞にも著者インタビューが載っている。 本書は新聞や放送など報道を中心にしたメディア史の記述であり、序でも断られているように、娯楽メディアの歴史や、受け手、読者の歴史は、基本的には対象外とされている(もちろん著者がそれに無関心なわけではないの