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試合のレビューに必要なのは「観察力」?

今朝、スペイン・ラリーガのセルタvsカディスをDAZNでみました。結果は1-2でカディスの勝ちでした。

試合の感想やレビューを書いてみようとしたのですがやめました。自分には到底書けるような気がしないのです。

他の人がnoteに書くレビューや感想を読むと、みんな本当に細かく書いています。中には自分の都合のよい解釈をするレビュアーもいるでしょう。時には「机上の空論」と言われることもあるかもしれません。しかし、多くのレビュアーのみなさんは本当に真摯で試合を細かいところまで見られています。

レビューに必要な「観察力」とは?

僕はレビューに必要なのは「観察力」だと思います。では「観察力」とは何かと聞かれるとうすらぼんやりしてなかなか答えにくいです。でも、自分では定義しきれてない用語ですが、自分にはその「観察力」がまったくないと感じてしまいます。

少し考えてみたのですが、「観察力」とは「(目の前で)起きた状況や状態を説明する力」といえるのではないでしょうか。例えば、サッカーなら選手がどのような進路で動き、パスを誰に出し、どのようにボールを運んでいるかなどです。

「ポジショナルプレー」や「5レーン」、「サッカーの4つの局面」といった言葉が聞かれます。これらの戦術用語は、起きた状況を把握するために役立つツールと捉えます。ツールを使わずとも理解は可能だけど、ツールを使うとより近道ができるイメージです。

僕も少しでも試合の状況を把握できるように、改めて勉強を少しずつしています。最近は坪井健太郎さんの本を読んで、試合を見るときの参考にしています。

「観察力」を鍛えるという意味では、こんな本を読んでみるのもよいかもしれません。

セルタ≒北海道コンサドーレ札幌

セルタvsカディスをみていると、セルタがボールをずっと持っており、カディスを自陣に押し込んでいました。カディスはボールを跳ね返して、最前線にロングボールを送るのが精一杯です。

しかし、セットプレーとワンチャンスのカウンターからのPKをものにして、カディスが2点先取します。セルタはその後も攻勢をかけて1点返しますが、反撃はそこまででした。結局セルタは散々攻めたてたのにも関わらず負けます。

セルタのサッカーを見ているとボールを保持して押し込んではいるものの、PA内でシュートを打つ機会が少なかったです。どこかで見た光景だなと思いました。僕の応援している北海道コンサドーレ札幌でも見かけることが多いです。当然、相手を押し込んでいるわりには点が取れず負けてしまいます。

前節のレアル・マドリードvsセルタを見ていると、セルタの前からプレスをかけてボールを奪いショートカウンターを狙う作戦が前半うまくはまっていました。もしかすると、ボールを持たされるよりボールを持たせてカウンターを狙う方が得意なのかもしれません。これもコンサドーレと似てます。

なんとなくいつも見ているコンサドーレのサッカーを見ているようで、少しいたたまれなくなったセルタのサッカーでした。今季通して見るクラブの候補だったけどどうしようかな……。