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傾聴の効能〜ケーチョーくんは今日も聴く〜

ご無沙汰しております!

ネフネのメンタルヘルス担当、臨床心理士のほそみんです。

(ほそみんてだれ?についてはこちらをどうぞ↓ )

今日は素敵な4コマ漫画と共に、わたしのお仕事の中核である“聴くこと”の効能について書いていきたいなと思います。

〜ケーチョーくん、揉めているカップルを見つけるの巻〜

ケーチョーくんはいろんなひとの話を聞くのがだいすきな、ふしぎないきもの。ひとって時には話を聴くことで、なんだか気分が晴れたりするみたい。   (※もちろん人の言葉が話せるよ!)

ケーチョーくん、今日は子どもたちと公園で遊んでいるようです。      すると近くから揉めているような声が聞こえてきて・・・?


なんだか、女の人が男の人に話を聴いてもらえてなくて怒ってるみたい。

ケーチョーくん、すごく話を聴きたそう!今日はどんな風に話を聴いていくのかな?

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男女のあるあるかなぁ〜〜と思うんですが、こんな状況の場合は、以下のようなことが予測できます。

・女の人は話を聴いてほしい、けど聴いてもらえないことへの不満がある

・男の人は女の人の話に興味がないか、他にやりたいことがある

いきなり核心ですが・・・笑

完全にこの2人の目的や興味の方向性がズレてしまってますよね。

ここのズレを“聴く”ことによって調整できる状態にしていく、ということが傾聴の大きな目的になります。

女の人へは:話を聴いてほしいのはなぜ?と聴いていく。

男の人へは:彼女が聴いて欲しがってるよ、と説得する・・・のではなく、ちょっと聴くのが嫌そうだったけどなぜ?と聴いていく。

そうすると、いろいろと相手への不満とか、こうしてほしいという希望とか、表向きの理由がわんさかと出てくると思います。それももちろん聞きます。

散々聴いて、さらに聴くのはその奥。

「自分はどうしたいか?」

の部分。

きっともっとシンプルなものになっているんじゃないかと思うんです。

例えば

女性は「相手と充実した時間を過ごしたい。自分が得た感覚を相手と共有したい=それが幸せ」

男性は「穏やかな時間を過ごしたい。それぞれ好きなことを自分の中で楽しんでただその場を共有していたい=それが幸せ」

とか。

要するにお互いの幸せ、の認識が違っているわけです。

そこまで聴けたら、あとはどう行動するか・・・歩み寄るのか、どちらかが無理なく合わせるのか・・・?

そこもさらに傾聴が必要かもしれません◎

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要するに傾聴って

「自分の本当の心の望みを聴く」

って言うのが大事なところ。

行動はその後についてきます。

周り道と思われるかもしれませんが、結局その方が早かったりします。

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今後もいくつかシリーズを予定しています。

ケーチョーくんと一緒に、傾聴について知っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます◎

ほそみんでした。

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