撮り鉄バッシングと2階3列4番スラングとオタクの少数派意識について

ちょっと前に、新しい路面電車の撮影をしようと構えていた連中の前に(あろうことか悠々と手を挙げている)チャリが映り込んで、トラブルに発展するという痛ましい,いや痛々しい出来事があった。その自転車の持ち主の知名度が(撮り鉄への嫌悪感の裏返しという形で)好意的に上昇し、その人のタコス屋は繁盛し、→口コミを一部のオタクが荒らして騒ぎになる(注:俺はこの点擁護しないからな)

という流れだったように思う。(コメントで補足してほしい)

まあ確かにこの時期に大挙するなよと思うし,マナー最悪だし、オタクどもの喋り方も幼稚ではあると思うけど,今回は一旦そこに焦点を置くことはしないでおく。そういうのがいいんでしたら多数派(爆笑)のお歴々のプロトコルをなぞって書いといてください。今回僕は少数派に肩入れしますんで。

たしかに撮り鉄にも迷惑な人がいるんだろう,それはまあ周知の通りだと思うんだが,一度考えてみてほしい。もし,ある人が社会的に後ろ指を指されるようなものに「しか」夢中になれなかったとして,自分をそのオタクの一派だというだけで罵詈雑言を投げる(あるいは,投げていいと雰囲気を醸成する)社会のあり方は理想的であると言えるのだろうか?
「ある人に、自分の生まれ持った性質を呪いながら生きること」をこの社会は強いていいのだろうか?まあこれはこれで自浄作用ってやつなんだろうが、ある種(生まれながらなのかは知らないが,趣味嗜好は簡単に変えられない。人はそう簡単に変われない。)劣位に置かれている人間を寄ってたかって攻撃する姿勢が,どう考えても90-00年代前半にメディアで盛んに行われたオタクバッシングとダブって見えて仕方がない。いや,俺も実際邪魔だと思うけど、批判する側にも節度と隣人愛が必要なんじゃないのかね?もっと自分が発信する内容に建設的であることを心がけたほうがいいんじゃない?特にオタクやってる人たちはさ。

(ドクターXっていう2009年のドラマで,冴えないオタクくんが美人局かなんかにキスされて(免疫を二つの意味で持ってないから)エブスタインバーウイルスに感染してくたばりかけるっていうすげえ迷惑なシナリオがあった。土曜日の夜からオタクに道化を強いるのはやめてくれ)

2-3-4問題

概要を書く気にならないけど、あるライブの苦情ツイートから、特定の座席番号が「異臭を放つオタク」の代名詞になり、ついでにその個人への攻撃(たとえば、インスタアカウントに「お風呂入った?」ってコメントがついたりしている)に発展してるってことだけ踏まえて下にスクロールしてください。

となりにいたひとは気の毒だと思うし正直何でもある程度言ってもいいと思うけど、関係ない人まで「異臭を放つオタク」の代名詞に「2-3-4」を使うの、マジでみていられない。もうそれほとんど「宴のあと」事件の判例にある「三島由紀夫の筆名をもつA」くらい特定的であるし、やってることはXX菌がつく〜とか囃し立てる小学生とやってること同じだぞオタク。あの時の痛みを忘れたのか?

(WORK IN PROGRESS. 後で追記する)

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