新年度なのでリトリート
激動の令和元年度も今日で終わりということで、キャスをやっておくことにしたのである。
(※録画視聴パスは3月1日の記事もしくはマガジンより取得できます。)
話題は時節柄のウイルス禍のことからはじまって、フェミニズムとリベラリズム、そしてウィパッサナーと坐禅における、「鏡」と「本来無一物」の理解についてなど。
最後の「鏡」と「本来無一物」の話は、上の過去エントリで述べたことの敷衍である。「観察する私」と「観察される対象」を敢えて「分ける」ということのメリットとデメリットについて簡単に語った上で、そこから進んで「自己受容」ということのパラドクスについても話をしたかったのだが、残念ながら時間切れとなってしまった。そのあたりについては、また別の機会にゆっくり語ることにしたい。
とは言っても、その機会が実際に来るのはしばらく先になりそうである。キャスの中でも告知したとおり、とりあえず来月いっぱいはサバティカルというか、言わばセルフ・リトリート期間として、noteやツイキャスでのアウトプットは、お休みにすることにしたからだ。
昔からのフォロワーの方々はひょっとしたらご記憶かもしれないが、私は従来から折にふれて、このようにアウトプットを一時的に休んで、集中的な一種の「修行期間」をとることが時々あった。
もちろん、今回はこのような時節であるから海外の瞑想センターに入ったりするようなことはしないわけだが、いずれにせよ外出は推奨されない期間になりそうなので、ついでに情報の出入についても必要最低限に制限して、自身の本務だけに注力する retreatをしてみようと思ったわけである。
そういう事情なので、来月のnoteの更新は完全にお休みとなる。ご連絡に関しては緊急のものであればメールのほうにいただければ対応できるかと思うので、そちらのほうにしていただければ幸いである。
(※このあとに文章はありません。)
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