見出し画像

ズレているから面白い

 なんだかすっかり気候も春めいてきた今日このごろですが、月も変わりましたのでマガジンが更新となります。先月のマガジンの内容にご満足いただけた方々や、あるいは「少し気になっているので試してみたい」という方々などには、今月の全記事の有料部分がまとめて読めて、ツイキャスの録画視聴パスもついたお得なセットになりますので、ご購読の検討をいただければ幸いです。

 なお、先月のマガジンは以下になります。新たに限定公開にしたエントリもいくつかありますが、もちろんご購読いただいた方々には、以前と変わりなくお読みいただけます。

 ツイッターなどをよくやられる方には経験があることかもしれませんが、自分の書いた呟きについて、投稿する前から「これはかなり反応がありそうだな」ということが、なんとなく直感されることがあります。もちろん、扱っている話題や文章の勢い(可燃性とも言う)を見て、経験からどのくらいの反応がありそうかを推量しているだけですから、その勘が外れることも少なくはありません。ただ、年の功とはよく言ったもので、ダラダラとツイ廃をやっているうちに予測の精度も向上して、最近はだいたい8割くらいは、「勘」も当たるようになってきたような気がします。

 こちらのnoteに関しても事情は基本的に同様で、エントリを書き上げて投稿する前に、なんとなく「これは反応がよさそうだな」と感じた記事は、実際にそうなることが多いですし、またその逆も然りです。長くネットに文章を出してきている人であれば、こうした「反応予測」の能力が、程度の差はあれ身についていることは多いだろうと思います。

 このことについて、当たり前と言えば当たり前なのだけど、個人的にちょっと面白いなあと思うのは、「反応がよさそうだな」と感じられる(そして実際にそのとおりになる)文章と、私が自分で「よく書けている/好きだ」と思う文章は、往々にして一致しないということです。もちろん、「よく書けているからこれは反応がいいだろう」と感じることは多いのですが、「これは自分的にはさほどによいとも思わないのだけど、たぶん反応はいいだろう」と考えて、そのまま出すこともある。逆に「自分的にはこれは非常に好きな文章だけど、たぶん反応はちょぼちょぼだろうな」と感じるようなこともあって、まあ結果は大体予想したとおりになります。

 そのような自分と世間の好みの「ズレ」のようなものを意識しながら、私はここで毎日のように文章を出していて、そのかすかな違和感というか、なんだか「ぴったりこない」感じというのが、また次に書くべきことの想へと繋がってゆく。最近は、だいたい日々そんな調子で人生をやっています。

 2月中のエントリでも何度か言及しましたが、このところは私らしくなく多忙な日々が続いており、今月はさらにその傾向が加速しそうですから、リアル知り合いの皆さんには、お誘いなどをいただいても不義理をしてしまうことが多くなるかもしれません。

 ただ、こちらのnoteの更新のほうは既に楽しい本務として習慣化しておりますので、もちろん今月も先月同様に、ほぼ毎日の更新を続けてゆけるだろうと思っています。

 そんなわけで、古くからの読者の方々も新しい皆様も、引き続き頻々のお越しをいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


※以下の有料エリアには、今月配信するツイキャス放送録画の視聴パスを、投銭いただいた方への「おまけ」として記載しています。このパスで視聴可能な動画URLは、配信があるたびに、順次以下に追記してゆく予定です。

沼田牧師との対談-1(加害性のある「弱者」について)
沼田牧師との対談-2(「健全に傷つけ合う社会」のために)
雑談(コラボキャス告知、「線を引く」こと、気軽な救助)
雑談(ワニのこと、純粋な皆さん、異世界転生)
駒門謙尊さんとの対談(見神と宗教的経験の諸相、キツネ顔と捨教など)
雑談(コロナとリベラリズムと本来無一物)

 3月のツイキャス過去録画視聴パスが記されているのは本エントリのみであり、今月の他のエントリには有料部分にもパスの記載はございませんのでご注意くださいませ。

ここから先は

71字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?