できれば雨乞いはやめたいけれど
たいへん遺憾なことではあるのだが、私は何事についても、追い詰められないとエンジンがかからないタイプである。「そんなの誰でもそうだろう」と思われる方もいるかもしれないが、大学時代のレポート課題などは、決まって最終提出日の午前0時を回らなければ手を付けることができなかったくらいだから、私のこの病の程度は(本当に本当に恥ずかしいことであるが)膏肓に入ったものであったといえる。昨年亡くなった立花隆さんが、「原稿の締め切りが差し迫っている時に、敢えてパチンコに行ったりするんだよ」といった話をされていた旨を読んだ記憶があるけれども、その気持ちはよくわかると思ったものだ。
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