見出し画像

「男たちが勝手に作った」ルールに対する「もやもや」

 昨日のエントリにて告知したとおり、山上さんとの対談キャスを行った。初めてお話しいただく方であるし、とりあえずリラックスして楽しくトークできればそれでいいかな、という事前のつもりだったのだが、想像以上に壮絶な話が色々と出てきて、これは「持ってる」人であったなあと(いい意味で)予想を裏切られる展開となった。

(※録画視聴パスは、3月1日のエントリより取得できます)

「山上さん」と言われても、ほとんどの人は知らないというか、そもそもその名前のアカウントで呟きをされていない方だったので、視聴者にとっても何を期待していいのか全くわからないところはあっただろう。しかし、それにもかかわらず一定数の人々が彼の話を聴き続けたのだから、職業柄ということもあるだろうけれど、これはやはり山上さんの非凡なところではないかと思う。

 そんな非凡な彼が経てきた壮絶な体験についてはもちろん録画をご参照いただきたいのだが、個人的に興味深かったことは、その話の内容に関する視聴者の反応に見られた明らかな性差である。キャスの中では、男女間のある意味では普遍的なコンフリクトが話題になっていたわけだが、そこで語られた具体的な事例に対する男性視聴者と女性視聴者の反応がくっきり分かれたことは、そのままこの問題の根深さを象徴しているようにも思われた。

ここから先は

2,672字
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?