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ちょっと気になった「激辛い」

とあるTV番組で。
外国人さんが料理についての説明時に

「激辛い」です

と言っていました。
むむ、過剰般化?母語の干渉?

ただ「辛い」ではなく、very「辛い」と言いたい場合、
「とても辛い」 ・・・程度副詞で修飾
「すごく辛い」 ・・・形容詞の連用形で修飾
「超辛い」 ・・・より話し言葉的、接頭語的に修飾
この3つから使うかなぁ。

辛い」は
辛い」がOKだから、
という使い方ですよね多分。
これを誤用、過剰般化だねと指摘する?

日本人はそう言わないなぁ、としか言えないのはプロじゃないと思い、手元の辞書やら何やらひっくり返しgoogle先生にもお伺いし、情報を整理しようとしたけれど、これ本当に言葉のゆらぎというか、なんとも言えないなぁ、となってしまいました。

激 も確かに造語成分的で程度の甚だしさを表す。
「激増」「激変」「激辛」とかは熟語として広辞苑にも載っているし、話し言葉で私も「激ムズ」「激オコぷんぷん丸」とか言うので「激辛い」と使う気持ちが凄くわかっちゃいました。

でもこう書いてくると、「激」は名詞を造る使い方が一般的なのかな。形容詞に使う例が浮かばないです、いまのところ。

言葉はゆらぎ、変化していくものです。
これは私のビリーフ。

なので、
「今一般的な使い方をお伝えするとね」
が結論かな。

たぶん!

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