砂糖を水に溶かしても砂糖水にしかならなくて

 きみとあたしの魂の結合部のぐちゅぐちゅを薬指で絡めとってきみの脳みそに塗りたくる夢を見た きみはあたしの顔が好きだって言った あたしはあたしの顔が嫌いだからきみとは美的感覚があわないって分かった 違くて寂しくてだけどちょっとだけ嬉しかった パズルのピースみたいにあたし達は1つになれるんだって思った きみの愛の伝え方はへたったくそだけどそんなところも甘かった きみは砂糖に似てた 苗字が佐藤だったからかな きみの感情は全然わからなかった 綺麗だった

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