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流れる脳神経回路が違うんです。

オレンジ色が右脳、水色が左脳を現しています。

左脳と右脳のものの見え方の違いを体感してみる動画を、三脳バランス研究所の屋外ページ(どなたでも見られるところです)に置いてあります。
(↓↓こちらです)
お試し動画です!【5分ぐらいでやってみよう・指を見る】

左脳が世界を見るとき、そのモノに当たるか当たらないかぐらいの位置でクルリと反転し、脳内からイメージを投影して、実際のモノをはっきりとは見ない、ということを体感してみる動画であります。

左脳は、現実にいま・ここにあるモノにピントを合わせたくありません。
いま・ここは右脳の領域だからです。
その代わりに左脳は、モノと視線との間に【未来・理想・「ない」】をはさみ込んで、思考を作り出します。

これはもっと良い何かのハズだ。それに比べるとイマイチだな。
これは何か違う。もっと良いものになるのではないか?

そういう思考です。完璧志向とでも言いましょうか。または現実否定志向。
きれいに掃除をしたのに、床のはじっこを指でツ~っとなでて、ほら、ホコリがたまってるじゃん!とやられている気分です。

これを世界ではなく、自分自身を対象にやってみるとよくわかるかもしれません。自分自身に対して、こう言ってみましょう。

「わたしは完璧だ」

少し待つまでもなく、厳しい否定や違和感がメラメラとわいてきませんか。

おいおい、収入が伴ってないぞ。
おいおい、その体形で?
は?絵に描いたようなダメ人間じゃないか。
いつまで若いつもりでいるの。
〇〇さんみたいにキレイだったらねえ‥‥。
頭おかしいんじゃ?

対して右脳は、いま・この瞬間のあるがままを、そのまま見ます。
可能性をはさんだりしません。
見えているそのままを、写真のようにクリアに受け入れるので、右脳で世界を見ているときは頭が透明になって、世界がそのまま映り込んでいるように感じます。ガラス玉になっています。
自分が消えている感じです。

そして、すべてが、かんぺきだと感じます。
これはいまこの瞬間に意識がぴったりとハマっているからです。
いまこの瞬間の意識はかんぺきなんです。

ですから右脳で自分を感じているとき、自分もまたかんぺきだと感じられます。すると、頭と身体の間に意識が作り上げた障壁が消えて無くなります。
いまこの瞬間の、身体の細胞たちが上げる「幸せの声」「喜びの声」が、意識に入り込んできます。数十兆個の声です!
だから右脳域で生きていると、ずっと幸せでいられます。

不幸でシンドイのは、左脳域で左脳の作り出す不幸のドラマに取り囲まれるからです。左脳は未来の可能性をはさむことで、いまこの瞬間を否定し、永遠に来ない「未来には良くなるだろう」のルートにあなたを引き込みます。それはココロの殻になり、あなたを孤独にします。思考まみれの、ストレスに満ちた世界になります。

では、右脳を元気にし、左脳を抑えるあり方をやってみましょう。

「今この瞬間」
「かんぺきだ!」

と声に出して言いましょう。
左脳のツッコミにも負けず、罵倒にも負けず、否定は聞かないふりをして、連呼しましょう。
「かんぺきだ」と言ったあと、1秒、世界をありのまま見てください。かんぺきな、何も変える必要のない世界が見えます。だってこの瞬間、変えようがないんですから。この瞬間の世界は、このままがかんぺきなんです。思考の否定をはさむほうがおかしいんです。

「かんぺきだ」と言ったあと、自分の細胞をほめたたえる気持ちで意識してみましょう。それに数十兆の意識が呼応してくれるでしょうか。ふわっと体温が上がる感じです。

・未来の可能性をはさむと、左脳の神経回路にエネルギーが集まります。
・いま・この瞬間のかんぺきさを見ると、右脳の神経回路にエネルギーが集まります。

わたしたちは、自分の使う脳神経回路を【選べます】
選びましょう。最初だけ、ちょっと大変な感じがします。
けれども自分の脳です。
筋トレと同じで、くり返しやれば鍛えられます。

右脳にある深い幸せ回路につながる日がきます。
選んで、生きてみましょう。

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