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オカン式・実現法

今回は、オカン式の実現法を書いてみます。
うちの「本体さん」にすごくいい呪文を教えてもらったので、いろいろ試してこれだという形ができました。

①叶えたいシーンの中の、感激する自分の姿をイメージする。

まずは、叶えたいことを決めます
将来の夢や大金持ちなど、大仰な夢はあとまわしでいきましょう。

まずは練習。こんな具合です。
寒くてお布団から出られないとき「時間によゆうを持ちながら洗面に立って鏡を見ている自分」を思い描くというのはどうでしょう?
そのぐらい、あたりまえで日常的なシーンで始めていただきたいのです。

洗面の前で、鏡を見て「あっ、いけてるやん!時間よゆうやん!私、かなえたやん!」と気づいてなんらかのポーズをします。はっきりと決めてください。両頬に手を当てる、いいねの指をする、胸に右手をグーで当てる、そういう具体的なポーズです。ひとつだけ決めて、嬉しいとき、必ずそれをすることにしましょう。

オカン式実現法は、自分の意識が機能によって分かれている、意識は複数ある、という前提に立っています。
ふだん私たちが「私」と思っている意識は、そのなかでいちばん弱く、小さい意識であるということも前提です。
あたたかい布団から出るということすら、できないのです。できる人はえらい。素晴らしい。

そして、すべての機能意識(あなたであると自覚できないが、あなたの中で機能している無意識たち)は、小さな意識である「あなた」を手助けしたいと思っています。すごくおおらかな気持ちで、なんでも言ってこいよ、と思っているのです。本当です。
そんな機能意識たちのなかでも、いちばんの親分が「本体」意識です
本体意識は、あなたの背中の後ろに広がる、巨大な意識です。
いわゆるワンネスですが、ワンネスという遠いイメージよりも、あなたの「本体」であり、あなたを今、生かしている生命エネルギーだと想像してみてください。離れていません。イラストの中の、黄色のエネルギー部分です。背中でくっついているし、なんなら身体の内側まで入り込んでいます。

ですから、どこか遠い「宇宙」などにお願いするのではありません。
明確なイメージを、いかに正確に「本体」意識に送るか、そしてそれを打ち消さないようにするか、途中のしるしをうまく受け取るか、がミソです。
そこに気をつけながら、②に進みます。

練習用としておすすめは、あくまでも日常的なシーンです。
・自販機の前に立ち、ちょうど飲みたかった飲み物を買う(感激ポーズ付き)。
・出かけたいがグズグズしてしまうとき、もうすでに車やバスなどに乗っている自分(感激ポーズ付き)、
・運動しなきゃなぁ、と思うけど面倒で動けないとき、気分よく元気に歩いている自分(歩きながらの感激ポーズ付き)
明確に、かなったシーンと、その自分のポーズを決めましょう。

②そのイメージを、背中の後ろの「本体」意識に送り込む。

その自分のイメージを、1秒ぐらいで明確に思い描きます。
動画ではなく、写真のように、短く、一瞬の切り抜きでです。
それを背中の後ろの「本体」意識に送り込んでください。
スッと送ります。
「これっす」という感じで。
お願いします、お願いします、とか言っちゃだめ。それは遠ざけています。
細かい条件はまだやめておきましょう。そのシーン、そのポーズさえかなえばいい、という程度で。

「本体」意識は、ワンネス由来ですので、すべてとダイレクトにつながっています。あなたであり、すべてである部分です。

③背中の後ろの「本体」意識をしっかりと感じる。

ここまで、2秒ぐらいです
だって、ぜんぶ頭のなかでやってますものね。
ここで即、背中の後ろにいる、「本体」意識へ感覚を向けてください

背中の後ろに温風ヒーターがあって、かすかに温風が出てると想定して、「どこに風が当たってるかな?」と振り向かずに背中を感じるように、です。背中の後ろの空間を感じます。
そこに、誰かがいると仮定して、その誰かの雰囲気を感じてみます。

笑っている感じでしょうか。
面白がっている感じでしょうか。
興味深げにあなたを感じていますか。

だいたい、本体さんはそんな印象です。
「届いたかな?」はやめておきましょう。これは否定につながってしまうので。
送って、届いたあとの「本体」意識を感じてみるのです。
ここ、すごく大事なので、たとえ何も感じなくても、背中のほうに意識を向ける過程を楽しみましょう。
これで、あなたの意識は背中寄りの形になり、前面があきます
これは、そう「愛にスペースをゆずる」のと同じ形です。

④かなうまでは、考えるたび呪文で否定する。

最初のイラストを見てください。
イラストの、黄色い部分が「本体」意識です。
おなかのあたりのオレンジ色が、右脳意識です。

「本体」意識に送ったシーンは、外側の世界のほうから叶います。
背中から、世界に入って、前のほうからやってきます。
オレンジ色の右脳意識だけが、それを受け取れます。
オレンジ色が胸のところから前へ噴出している絵になっていると思います。
右脳意識は、このように今ここの現実へエネルギーを噴出していて、今ここだけを見ますから、前からくるしるしを見落とさないのです。

そこで、青い色の部分、左脳意識が邪魔をしないよう、「呪文」があります。
呪文:
「私にはわかりません」
「私にはわかりません」
「私にはわかりません」
「でも、しるしを受け取ることができます」

この「呪文」を、先程の願望シーンについて思考が働くたびに言います
(えー、でも、寒いしやっぱ布団から出られないよぉ)、と思考し始めたら、呪文を唱えるのです。
この呪文は、左脳意識を願い事の否定から離れさせ、代わりに右脳意識からのしるしを捉える「役目」を認識させます。
左脳意識にも役割があるんだよ、しるしを右脳意識から受け取ってくれよ、という呪文なのです。


左脳意識は本質的に、無理だと思考するのが快感なんです。
いかに無理か、自分が無力かを考えると、快感物質を得るのです。
脳神経的に、そういう仕組みになっているので、責めないであげてください。
それを「私にはわかりません」で封じます。
左脳意識の無理想定なんて、本体意識からすればばかばかしいほど些細なことなんです。

しるしについて。
しるしよりも早く、かなってしまうことも多いです。
これは言葉にしにくいのですが、何かについて、おなかのなかの感覚で(とても重要だよ)とふと気づきます。
左脳意識が手伝ってくれた場合、頭のなかに言葉で聞こえることもあります。(それ、それ、それだよー)(近い!)
気づいたら、従います。何かを手にとったり、時計を見たり、振り返ったり、誰かに電話したり。
そこは、行動によるターニングポイントなのです。

しょーもない事例ですが、オカンの場合。
いつだって我が家は飢えていて、食品などの買い出しに行きたいのですが、オカンは車を運転できません。
自転車と竹馬しか乗れないのです。
竹馬では荷物が持てないのです(迫真)。
自転車で行ける範囲は自力で行きます。
が、重いものだって買いたいの。

そこで、主人に頼むわけですが、休みの日はぬくぬくとコタツをエンジョイしたい主人と、車を出してほしいオカンとで、頻繁に対立するわけです。
ここで、実現法を使います。
買い出しに行きたい旨だけ主人に伝えて、車に乗って買い出しに出かける自分の姿を1秒イメージします
後部座席で「っしゃ!」と小さい声で言いながら、ひざのあたりで手の親指を立てています。買い物袋も大量に持っています。
それをすぐ背中の後ろに送ります。
本体さんをしっかり感じます。
意識の形を背中寄りに整えます。
「愛にスペースをゆずる」形になりました。

主人がふと思い出します。
「そうだ、俺、買うものがあったんだったわ。
買い出しあるんだったよな?
そろそろ行こうか」

こういうことなんです。
言い争って、論破しあって、ギスギスするよりも、本体意識にまかせたら、そうなるのです。必ず WIN・WINです。
そしてそれを、身近な日常のシーンでたくさん練習していくと、もっと遠い(と自分では感じてしまう)夢も、「かなうぞ?これは」と思えるようになります。「本体」意識とあなたの間に絆ができてくるのです。
意識のありようも変わってきます。
一石二鳥です。
ですから、小さなことで毎日試して、コツをつかんでください。
感激ポーズを忘れないで

オカンが「すんごい理想的なデスクトップパソコンを手に入れて、っしゃ!とガッツポーズする」のと、あなたの望みと、どっちが先に叶うか競争ですよ。

今日はオカン式・実現法について書きました。
読んでくださってありがとうございました。