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人間に、ひとつ先の存在性が見えてきたお話

意識が右脳優位に変容したオカン、ネドじゅんです。
頭のなかから、思考の声が消えて7年。
いま、自身にめざすものはありませんが、深まってゆくものはあります。

変わらぬ平穏な生活のなかで、静かに進んでゆく意識の変容と、
見えてくる人類の可能性を、言葉にしてみたいと思います。

人類には次の段階がある

結論から書きます。
人類であるわたしたちには、もうひとつ上の段階があります。
それは、意識 と 無意識 の再融合です。

いま、とても不必要に肥大化してしまっている(つまり社会的圧力によって責任を過剰に負わされ、涙目でめっちゃ頑張っている)意識(わたし)が、

頑張りを手放しながら、無意識へと開いてゆくことで、“一段階でっかい”意識へと進むことができそうです。

これは、空想で言っているのではありません。
日々黙々と「セルフ人体実験」を重ね、
それによって変容してゆく実体験により、
くっきりと見えてきた未来です。
いえ、未来というより、現在進行形で。

ひとつ先の在り方とは

意識である「小さなわたし」が、
「大きな無意識」に向かって開き、
思考の雲の中に逃げ込まず、
いま・ここの身体で働く神経システムと
じゅうぶんに共鳴すると、

一段階大きな自己」が現出し始めます。
これをわたしなりに表現すると
めっちゃ
わたしらしい在りようの
神さまの一部分
とでも言えるでしょうか。

一段階でっかい人格のようなものが出てきて、意識であるわたしは、さらにちっちゃくなり、よりいっそう、おまかせで生きることになります。

それが少しずつ少しずつ進行します。
意識であるわたしは、譲り、手放し、耳を傾け、受け入れ続けます。
それにつれて、少しずつ、大きなソレがふんわりと自己感覚を包むように、生きた場のように現れてきます。

自分のまわりに、ひとつ大きな雲のような存在性が生きている感じが、かなり明確にあります。

わたしという小さな意識は、その存在性の「目」のレンズです。
ピントを合わせて外の世界を見ています。
でも、見ているのはわたしではなく
その一段階大きな意識、存在性です。

その「一段階大きな意識」の正体とは

その現出する「一段階大きな意識」とは、何なのでしょう。

小さな意識であるわたしは、人間です。
現出する「一段階大きな意識」とは、
もともと脳の大部分を管理している
大きな無意識
であり、
生命であり、
地球生命圏までつながる
膨大な意識の統合体

‥‥のように思います。

要するにでっかい。
ひたすらでっかい。
それがもともと、わたしたちの無意識に存在しているんです。

小さな意識である「わたし」が、
大きな無意識にゆだね、開いていくことで
「一段階大きな存在性」が生まれてくるということは

人類が地球生命圏の「なか」に
役割を持てるようになる
ということなんだと思います。

それは、人類が自然の「賢明なる道具」になるということです。
自然を人類が活用する、というのとは真逆です。


自然「が」人類「を」
その一部として
回帰させてくれるということです。
それが、社会からではなく、個人から始まるのです。

人類の可能性

一介のオカンとしては、かなり大きなことを言ってしまって、
動揺して今晩の晩ごはんが作れるかどうかギリギリな感じであります。
いえ、作ります。冷凍餃子でも焼きます。だいじょうぶ。あったはず。後で冷凍庫見てくる。

人類は、すっごい濃密な社会を形成して、その影響で、すっごい濃密で超進化した大脳を持ちました。
大脳の左側の左脳が、人間関係や社会的ルールに関係する機能を持つゆえに、この部分が尋常ならざる進化をしました。

それは世界から「」という切り出しを創造しました。

隣国をミサイルで皆殺しにしても
自分とは何の関係もないからオッケー、
ジャングルという濃密な生命のかたまりを
切りまくってもオッケー、

というぐらい、切り出しは過剰になりました。

もはやどの国で材料が作られて、
どんな人がどんな場所で
作ったのかもわからない食品を
購入して食べるぐらい
社会は複雑になったのです。
複雑な社会に対するとき、個人はなかなかに無力です。
もう社会はシンプルな在りようには戻れないでしょうか。

ところが。
還る道があるんですね。
回帰は切り出された「個」から始まります。

わたしという小さな意識が、
鋭く進化した人類の脳、人類の叡智をもって
生命圏へと自分を差し出すことができます。
使ってください、
あなたの一部に還ります、
と。

どこか遠くの神さまではありません。
誰かが信仰しなさいよと勧めてくる神さまでもありません。
すでにあなたの脳のなかで猛烈に働いていて、身体を完全管理してくれている神さまです。

その存在と、少しずつ、少しずつ知り合い、
信頼を重ね、仲良くなっていくんです。

思考に惑わされるのをやめ、
直観を聴き、その正確さに驚き、
自分の身体と共鳴し、
身体の神経システムに根を張っていきます。

あなたの周りにも
一段階大きな意識がふんわりと現れ、
ともにあなたという
小さな存在を慈しみながら
生命とのつながりを
再創造してくれるでしょう。

どこまでいけるかわかりませんが、
せっかくですからオカンなりに奮闘して
もうちょっと先まで見てみます。
そしてまたご報告させていただきます。

【追記】冷凍餃子は冷凍庫にありましたが、豚こま肉を消費せねばならぬことが判明し、急遽、豚こまとお野菜のクリーム煮を作りました。ふぅ。やり遂げたぜ。

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