見出し画像

待たれよ、と言われる日には。

ヘッダーのお写真は本文とは関係のない、素敵なフライパン時計です。

先日、涼を求めて立ち寄った喫茶店にて『少々お待ち下さい』が口癖と思われる店員さんに遭遇しました。

正味1〜2分ぐらいの間に起きた出来事だったのですが、『少々お待ち下さい』しか口にしちゃダメなの?!というぐらい、延々と『少々お待ち下さい』と言われ続けたのでした。しかも、微妙に早口で。

もちろん店員さんを急かした訳でもないので、口癖なんだろうなぁと思った訳ですが、一緒に居合わせた友人の反応があまりに面白かったので、ちょっと書き留めておきます。

注文したい友人と私「すみませ〜ん」

店員さん『少々お待ち下さい』

我々のテーブルに到着し、端末を操作しながら
店員さん『少々お待ち下さい、少々お待ち下さい』

繰り返される同じ言葉にハテナを浮かべつつ、顔を見合わせる私と友人。そこに、新たなお客様が来店!

(お客様に向かって)
店員さん『少々お待ち下さい』

(私と友人に向かって)
店員さん『少々お待ち下さい』

新たなお客様をご案内する店員さん。そして、再び我々のテーブルに戻り、またも端末を操作しながら
店員さん『少々お待ち下さい』

頭の中がハテナでいっぱいの友人
「ど、どのぐらい待ちますか?!」


耐えきれず爆笑する私
(そうだ、この人!天然だった!)

気を取り直して注文する私たち。

友人「アイスコーヒーお願いします」

私「アイスティーお願いします」

店員さん『少々お待ち下さい』


……テーブルに残されたハテナ全開のままの友人と、笑いを堪えきれない私。

ものの数分の間に店員さんから我々に発せられた『少々お待ち下さい』×6は、合わせてしまえば、それはもはや少々ではなく『過分にお待ち下さい』になっちゃうんですけど、まぁ、肝心の飲み物は少々どころか

かなり早いタイミングで出てきましたけどね!

気の向いた方、面白かった!と思われた方は、宜しければサポートをお願い致します。音楽にまつわる楽しいことの企画・運営へ、大切に使用して参ります。また、愛読書感想文と読書録に頂いたサポートは、書籍購入費に充てて参ります。