![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54737039/rectangle_large_type_2_e07851f10b762761e9c81015717ba1e8.jpg?width=1200)
背景ボード 簡単DIY
背景ボードの作り方を知りたいという声がとても多いので記事にしてみることにした。数年前から要望をいただきながらもなかなか書く機会がなく、昨年の5月にnoteで書こう!と思って撮影だけしたものの、そのまま一年が過ぎてしまった。そして今、一年寝かせてしまった写真を探しながら、やっとこの記事を書いている。(お待たせしてごめんなさい!)
私が背景ボードを作るのに、たまに使うのが 「ヴェネチアンプラスター」というDecor Interior Tokyoさんで取り扱われている漆喰。下の写真はそれを使って撮影したもの。少量から購入でき、開封してすぐに使え、簡単に自由に表情をつけられる手軽さで、自分で背景ボードを作るのにはぴったりの商品。定番のカラーバリエーションは6色。これはダークグレーだったような?ブラックとダークグレーが似ているので見分けがつかず。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54732383/picture_pc_96e730d0422471a253a2a54a149ecd4e.jpg?width=1200)
では早速その手順について。ボードにするのは、ホームセンターなどで売られているカットベニヤ。サイズは600×910mm、厚さ5mmくらい。俯瞰の時は、このボードを床に置いて、その上に三脚を立てて撮影する。立てかけて壁代わりに使う場合はもう少し大きい方が使いやすいが、一人分の食事を撮るくらいならこれで問題ない。厚さは薄いほど反りやすいので、5mmのものを使用。ヴェネチアンプラスターは250g一瓶でこのベニヤ板一枚分作ることができる。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54735100/picture_pc_28bbf82cca4939352416b50683cb13df.jpg?width=1200)
必要なものはこんな感じ。
・トレイ(プライマー用。何でもOK)
・刷毛/ローラー(プライマー用。どちらでも)
・アク止めシーラー
・マスカー(床などを汚さないため)
・ヴェネチアンプラスター 250g入り
・コテ
・ハサミ(マスカーをカットするため)
ベニヤ板を使う場合は、アク止め用のシーラーを下塗りしてから漆喰を塗るのが基本。
まずはマスカーを必要なサイズにカットして養生する。(床に貼る時はマステを貼ってから、マスカーをその上に重ねて。)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54736077/picture_pc_27522d1982577f2ddb044fc4fcdaee6e.jpg?width=1200)
下塗り(シーラーの説明書の通りに。)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54736202/picture_pc_5d0272f9d1eb222cb401f11f1b7677ff.jpg?width=1200)
1~2度の下塗りが終わったら乾燥。その後ヴェネチアンプラスターを塗る。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54749832/picture_pc_b45dc7167f98594c1e616fc714360ff2.jpg?width=1200)
テクスチャーはこんな感じ。スプーンなどでコテにのせて、下地が見えないくらいに薄めに塗り広げていく。
Decor Interior Tokyoさんの商品ページに塗り方が詳しく書かれているのでそれを参考にすると良い。コテで塗る時は時間をかけずに、乾く前にささっと塗ってしまった方が綺麗に仕上がりやすい。一度塗りで5分弱。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54751580/picture_pc_8a2e5c169f9e7e69536af9a2134425d9.jpg?width=1200)
一度目が乾いたら二度塗りする。私は二度塗りにしている。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54752462/picture_pc_f9072455d9f9ab3bffd2b571e1e9b00e.jpg?width=1200)
二度塗りの乾燥後にコテで磨くと艶が出るのだけど、あまり光すぎてしまうと撮影する時に光の向き次第では反射しまうことになるので、ここは控えめにして、濃淡がつくくらいにしている。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54752515/picture_pc_a2d7a0e869d8b2e19cc1dbc92e7e71f0.jpg?width=1200)
磨いたあとはこんな感じに。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54752612/picture_pc_c695cd0ff301b5c4ec54139908bc2ae2.jpg?width=1200)
これで完成。使う時は、油などは染みになるのでつかないように気をつけて。
壁紙だとシワになってしまうことがあるけど、背景ボードなら気にせず使えて、壁がないところにも置けるのが便利。気になる方はぜひお試しを。
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