私の旅には事件が起きない
おもしろい旅行記を書く人って、2パターンいると思う。
1、観光名所はスルーして、地元民しか行かないローカルなバーや路地裏に行っちゃう勇敢な人
2、普通に観光しているのに、なぜか、とんでもない事態にあれよあれよと巻き込まれてしまう岸田奈美さんみたいな人
常々思っているのですが、私の旅ってなんにも起こらないんです。
昨日書いた雑司ヶ谷巡りも、最初に都電に乗ってから、最後に珈琲店を出るまで1時間しか経っていません。
どこに行ってもそうなんです。せっかちで、地図を見ながら、すごい速さで歩いて、コーヒー飲んで、帰宅しちゃうんです。
人生も、最後までせっかちに終わっちゃうのかな、ってたまに不安になります。
おもしろい旅行記を書く人みたいに、その土地の人と交流したり、ゆっくり歩いて意外な発見をしたり。予想もしないトラブルに巻き込まれたり。
たまには、してみたいんですよ。
ホントは『そんなの、めんどくさい』って思ってるから、どこに行ってもすぐに帰宅しちゃうけれど。
見知らぬ土地の空気感も、建物も植物も喫茶店もホントに好きなんです。たぶん、喋らないものや動かないものが好きなんです。旅行中に、たまたま開催してた、地元のお祭りなんて絶対立ち寄れません!
そんな偏屈な私でもできる、“楽しい旅の進め方”を知ってる人がいたら、こっそりアドバイスいただきたいです。
※今日のタイトルはこちらの本を真似してみました。
長男が読んで、すごくおもしろかったそうです。私が読んだほうがよさそう。
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