中国語を教える

タイトルのまんまなのですが、去年の大晦日から中国語を教え始めました。

正月特集ということで、旧正月とはなんなのか、台湾現地での12/31、1/1の過ごし方はどうなのかというお話をして、最後にお正月の挨拶を練習して60分の初レッスンが幕を閉じました。

意外だな、と思ったのは、旧正月を知らない人が多いこと。

そういえば、冬になると爆買いのニュースがあったっけ。
と思ったあなた、正解です。それが旧正月休みです。

かといって、中学生だった自分も長い休みがあってラッキーだな、ぐらいにしか思っていませんでした…

教えるにあたって、調べていくと、爆竹を鳴らす、魚を食べる、髪を切ってはいけない、お風呂に入ってはいけない、などなど本当か?という情報に当たりました。

のちに上海出身の方に聞いたら、今はそういった風習はやらないとのこと。
台湾でもクラッシックな旧正月をやる家庭はそこまでないのかなと想像しているところですが、爆竹はかなり盛大にやっていて、道路が爆竹の赤い残骸だらけだった思い出があります。

中国語を教えるということは、中国の文化も教えるということだと思っているのですが、現代とかけ離れたものを教えるのは憚られます。

日本語を勉強した外国人の方が正月に扇を持ってきて酒くれ!
っていっても、日本人の方がちんぷんかんぷんになって、うっかり大晦日の飲み残しのワインとかあげてしまいそうな気がします。
(江戸時代のお正月に興味がある方はこちらをどうぞ)https://www.edo-tomo.jp/edotomo/r03(2021)/edotomo-No118.pdf

どうやったら生徒さんが興味を持つのかを考えてワクワクしながら授業準備をする今日この頃であります。

〆篤姫

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