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レンジが燃えかけた翌日

朝10時、スコーンをレンジで軽く温めようと1分にダイヤルを回して洗濯物を取りに行くと変なにおいが。

慌ててにおいの元に向かうとレンジから見たことのない煙。

急いで電源オフにしてぱっと扉を開けたらバチっと火花が散り、黄色くて鼻に残る嫌な匂いの煙がもくっと部屋に立ち込めました。ほんの数秒の出来事。

部屋の臭いは消えないし、心臓のバクバクは止まらないし、レンジ閉じたけどこの後どうする?煙探知機作動するのでは?などなど頭の中がぐるぐるしていました。

とりあえず検索するとコンセントを抜いてガラスから火がついてるか確認して、もし燃えてたら消火器を使うとのこと。

消化器を抱えながら10分ほど様子をみても燃えてなさそうだったので、とりあえずそのまま1時間そっとしてレンジのメーカーに問い合わせをすることにしました。

「レンジ開けても大丈夫ですか?」とコールセンターの方に聞くと、コンセントを抜いていれば開けて良いとのこと。

煙がもくもく出てくるのを警戒してそろりと扉を開くと祟り神様のような真っ黒い液体と黒焦げのスコーン、白かった庫内は真っ黄色で見るも無惨な姿になっていました。

ほんの一瞬、嗅いだことのない臭いがして、とっさに扉を開けてしまって、ほんの一瞬、火花がバチッと現れて、とっさに扉を閉めたのに、二日経った今も部屋が焦臭い。

電化製品は丁寧に扱おうと学んだのと同時に、一瞬の積み重ねで今があるのだと思えるようになりました。

今回は一瞬の判断で事故を免れて今生きている。

踊っていてフィニッシュの一瞬堪えるだけで出来栄えよく見えたり、無理だなと一瞬思っただけで集中力が切れてしまったり。

一瞬の積み重ねでより良くなるのなら、一瞬頑張ってみたり一瞬の挨拶を笑顔でやってみたりちょっとずつ行動を変えてみようと思いました。

〆〆〆篤姫




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